チューリップが競い咲き!春のベルギー「アンヌヴォア庭園」へ

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チューリップが競い咲き!春のベルギー「アンヌヴォア庭園」へ

チューリップが競い咲き!春のベルギー「アンヌヴォア庭園」へ

更新日:2017/02/03 11:13

たぐち ひろみのプロフィール写真 たぐち ひろみ エアライン勤務

ベルギー南部にある「アンヌヴォア庭園」は、意匠を凝らした噴水や滝、池、咲き乱れる花々、ユニークな造園方式など、見どころがたくさんの名庭園。特にチューリップが満開する春の美しさは格別です!ブリュッセルから日帰りもできるので、ぜひ訪れることをお勧めします。

ブリュッセルからの日帰り旅に最適

ブリュッセルからの日帰り旅に最適

写真:たぐち ひろみ

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ベルギー・ワロン地方、ナミュールとディナンに挟まれた自然豊かな地にある「アンヌヴォア庭園」は、ベルギーを代表する美しい庭園です。水圧の力だけで流れる滝や噴水、エリアごとに異なる庭園形式など、文化的価値がとても高く、ワロン地方の重要歴史遺産にも指定されています。


最寄駅はゴダンヌ(Godinne)。ブリュッセル中央駅発なら、ブリュッセル・リュクサンブールまたはナミュール乗り換えで1時間半程度です。庭園はここから2kmほど西に行ったところにあり、徒歩またはタクシーで行くことができます。7月〜8月の土日には、さらにゴダンヌから「Proxibus」という無料シャトルも出ています。ゴダンヌ発が10:22、庭園発が2:22の片道一本ずつですが、週末ならこれが便利です。

見学者の絶えない、ワロン地方の重要歴史遺産

見学者の絶えない、ワロン地方の重要歴史遺産

提供元:Les Jardins d`Annevoie

http://www.annevoie.be地図を見る

「アンヌヴォア」は、モンペリエ家の歴史を物語る庭園です。それまでアロイ家の所有だったアンヌヴォア荘園を、17世紀初頭にモンペリエ家が相続。もともと鍛冶を生業とするこの一族に生まれたシャルル・アレクシス・モンペリエは、家業に関する専門知識、天才的な想像力、ヨーロッパ周遊旅行から得たヒントをもとに、18世紀半ばにこの庭園を設計・造園しました。

一般公開は1930年から。ワロン地方の重要歴史遺産であり、ミシュラン2つ星も獲得しているため、国内外で有名な観光地になっています。2000年に所有がジョルダン家に移るとともに、敷地は20ヘクタールから55ヘクタールへと大幅に拡張されました。

うるおいに満ちた噴水庭園

うるおいに満ちた噴水庭園

提供元:Les Jardins d’Annevoie

http://www.annevoie.be/?page=jardins/visit&lang=en地図を見る

この広大な庭園の一番の特徴は、機械を一切使用しない噴水や滝、水路、池などが数多く設けられていること。庭園の高台を横切る運河(Grand Canal)に一端溜められた水を園内各エリアに流し、その高低差から生じる水圧で噴水や滝を作動させるしくみになっているのですが、18世紀当時ここまで高度な技術力があったことに、とにかく驚かずにいられません。

そしてその水量の多いこと!これだけの水をどうやって賄っているかというと、水源となっている天然の泉からこの庭園まで、直径1.6mの巨大な排水管を2kmにわたり繋いだのだそうです。その頃としては、例を見ないほど大がかりな事業であったことが想像されます。

春の「アンヌヴォア」は、まるでチューリップの博覧会!

春の「アンヌヴォア」は、まるでチューリップの博覧会!

写真:たぐち ひろみ

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庭園のもう1つの特徴は、同じ園内に、フランス式、イタリア式、英国式など、形式の異なる庭園が混在していること。左右対称、長い軸線、曲線を使用しないなどの特徴を持つフランス式庭園、曲線を多用し、周囲の風景に溶け込むことを意識したイタリア式庭園、自然を再現することを趣旨とした英国式庭園。その違いを楽しみながらまわってみるのも楽しいですね。

この庭園は、また季節ごとに色とりどりの花が咲き誇ることでも人気があります。特に4月〜5月の期間は庭園中がチューリップのオンパレードに!赤、黄、オレンジ、紫など、色とりどりのさまざまな品種のチューリップが咲き乱れ、とても華やかな雰囲気です。

季節ごとのイベントも充実。春には「ベネチア仮装フェスティバル」を開催

季節ごとのイベントも充実。春には「ベネチア仮装フェスティバル」を開催

写真:たぐち ひろみ

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「アンヌヴォア庭園」ではまた、春〜秋の開園期間中、季節に合わせたさまざまなイベントが開催されます。中でもハイライトは、春のベネチアン・カーニバルをイメージした仮装フェスティバル。豪華絢爛、目にも鮮やかな色彩の衣装と仮面をまとった人々が、庭園全体をそのままショーの舞台に見立てて練り歩きます。まるで中世のイタリアに入り込んでしまったようで、とても幻想的です!

このフェスティバル、2017年の開催予定は4月29日(土)、30日(日)、5月1日(月)の3日間。ベネチアにちなんだ物品の販売ブース、食べ物やドリンクのスタンドもこの日は特別に園内に開設されます。もし都合がつくようなら、このイベントに合わせて訪れてはいかがでしょう。

庭園見学後は、ナミュール散策もおすすめ。

庭園好き、花好きには見逃せない「アンヌヴォア庭園」。そうでない人でも、水と緑と花々に溢れるこの場所には、都会のブリュッセルとは全く違う魅力が一杯で、きっと満足するはず。

散策に必要な時間は1〜2時間程度。お腹が空いたら、美しい庭園を見わたせる併設のレストラン「Bocow」で昼食を。園外に一端出ることになりますが、再入場もできます。

見学後、まだ時間的に余裕があるようなら、近隣の街ナミュールを散策するのもおすすめです。

2017年度の開園期間
4月〜11月 毎日9:30〜17:30

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/05/02 訪問

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