写真:Akiko Nilsen
地図を見るバチカンを出てサンタンジェロ橋を渡り、ナヴォ―ナ広場へ向かう途中にあるコロナーリ通り。この通りは、これらの超有名な観光名所の間にあるとは思えないほど落ち着いています。アンティークショップやバー、レストランなどが昔ながらの様相を残しながらも独特の雰囲気を醸し出す、ついついカメラで撮ってしまいたくなる印象的な通りです。
この通りに佇む、いかにもヨーロッパの小さなレストランと言った雰囲気のレストラン「CASA & BOTTEGA」は、陽気な女性スタッフが出迎えてくれます。テラス席だけでなく、店内も20席ほどあり、白い木製家具で整えられていて可愛らしい雰囲気です。
写真:Akiko Nilsen
地図を見る「CASA & BOTTEGA」では、日替わりでブルスケッタ・パスタ・ドリンクがセットになったランチメニューが用意されています。ブルスケッタはフレッシュなトマトとバジルがふんだんに乗っており、パスタは毎日レストランで生パスタが作られています。
パスタは基本のトマトソースやクリームソースなどがありますが、どれもその日のソースに合いやすい形状のパスタが選ばれています。イタリアのレストランでは珍しく、小ぶりのポーションですので、女性でも無理なく完食できます。
観光名所のすぐ近くにあるとは思えないほど、静かで落ち着いたレストランですので、ゆっくり休んで観光の疲れを癒すのに最適です。
写真:Akiko Nilsen
地図を見るヴァチカン市国のすぐそばに位置する「Pastasciutta」は、めずらしいパスタのファストフード店です。
ピザの切り売りテイクアウトのお店は多いのですが、パスタは珍しいので、それだけでも試してみたくなるのですが、ここは地元のイタリア人もが認める、正真正銘の生パスタのお店です。
日替わりのメニューは5種、全て4.5ユーロから5.5ユーロほどと、通常のレストランに比べて半額ほどで食べられます。日本でもおなじみのボロネーゼなどもありますが、もしチーズ&コショウのパスタがあればぜひオーダーしてください。ローマ発祥で、日本ではなかなか食べられない味です。
写真:Akiko Nilsen
地図を見るレジ・キッチンが各1人ずつと、小さな店内はキッチンがガラス張りで、生パスタが次々に造られる様子や、シェフが一人分ずつソースを絡めてパスタを作る様子が見えます。無駄なものが一切なく、シンプル・イズ・ベストを体験できる、唯一無二のお店です。
店内はカウンタータイプの座席が5席しかなく、店内も非常に狭いので着席したい場合は並ぶこと必至ですがその価値は十分にあります。天気が良ければテイクアウトをし、近くで座って楽しんでください。
写真:Akiko Nilsen
地図を見るヴァチカンの東側はホテルやレストランが多く集まる観光客向けのエリアですので、レストランの選択肢が一番多いのですが、どこを選べばよいか迷うことも良くあります。
また、日曜祝日や夏場に休みを取るレストランも多いのですが、この「Zi Gaetana」は、いつでもオープンしていて、座席数も多く明るく綺麗な店内で、場所や時間・相手を選ばず利用しやすいレストランです。
ここではピザとパスタ、共に常に多くの種類を取り揃えており、必ず好きなパスタが見つかります。ピザやパスタの種類が多すぎる店は、観光客向けすぎる傾向があるのですが、ここはどれももちもちの生パスタにあっさりとしたソースで仕上げており、地元のお客さんも多いのが特徴です。
いかがでしょうか。ローマと言えども、どこでも本物のパスタが食べられるとは限らず、値段も観光客向けの値段設定になっているレストランも存在します。今回紹介したお店は全てリーズナブルな価格で、フレッシュな生パスタが食べられますので、ローマに訪れた際にはぜひ試してみてください。一度食べると、もう乾燥パスタは食べられなくなってしまいます!
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この記事を書いたナビゲーター
Akiko Nilsen
イギリス・ロンドン在住6年の英語・日本語教師。ロンドンを中心にヨーロッパの旅行情報をお届けします。個人旅行の一人旅・女子旅を得意としています。ヨーロッパの可愛らしい街並み・雑貨、そして食べ物に目があり…
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(2025/1/22更新)
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