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地図を見る京都府の南部、茶処でも有名な宇治市にある三室戸寺は西国三十三観音霊場の第十番札所でもある、本山修験宗の別格本山。巡礼などで信仰を集めるお寺でありますが、境内には5千坪もの大きな庭園があり、四季を通じて色々な花を楽しめることから、花の寺として知られています。またあじさいの寺とも呼ばれるほどにあじさいが見事なことでも知られています。
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地図を見る山門から本殿に至るまでの参道の右手に広大な庭園があり、1万株ものあじさいが所狭しと咲き乱れます。例年6月1日から7月中旬頃までは、庭園を「あじさい園」として公開しています。
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地図を見る遊歩道も整備されていて、杉木立の間を埋め尽くすあじさいを間近に見ることができるのですがとにかくスケールがスゴイ!「紫絵巻」と称されるその光景はまさに百花繚乱、咲き乱れるという表現がピッタリ。西洋アジサイ、額アジサイ、柏葉アジサイ、幻の紫陽花・七段花など多種多彩なあじさいが視界いっぱいに広がるのです。 三室戸寺のあじさいは関西屈指の規模といわれますが、その言葉がダテじゃないということはここに立てばすぐに納得することでしょう。
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地図を見る三室戸寺で近年話題になっているのは「ハートマークのあじさい」の存在。見ることができれば恋愛成就に効くと言われるハートのあじさいが、広いあじさい園のどこかに咲いているのだとか。その場所は公開されてはいませんが、頑張って探せば意外と簡単に見つかるかも!?SNSにハートのあじさいをアップする人も多いので、それを頼りにするのも一つの手かもしれません。
提供元:写真AC
https://www.photo-ac.com/青のハートあじさいを見つければ願い事が叶う、ピンクのハートあじさいを見つけると恋愛が叶うといわれていますが、もし見つけられなかったとしても気を落とすことはありません。三室戸寺ではハートのあじさいのお守りを授与してくれますので!
常に身に付けておきたくなる可愛らしさ満点のハートあじさいのお守りは本当に恋を叶えてくれそうなアイテム。この時期の三室戸寺を訪れたのならオススメです。
三室戸寺の凄いところはあじさいだけでなく、つつじやしゃくなげ、蓮なども有名という点。中でもつつじは2万株、しゃくなげ1万株と、共に関西で随一の規模を誇っています。あじさい園の開園する前、4月末〜5月末にかけてはつつじ・しゃくなげ園として公開されますし、あじさい園が終わった後は本堂前の蓮が多数開花し、蓮園として公開されます。もし、あじさいが見れないタイミングでも色々な花が楽しめる、京都が誇る「花の寺」なのです。ぜひあじさい以外のシーズンも訪ねてくださいね。
<三室戸寺の基本情報>
住所:京都府宇治市莵道滋賀谷21
電話番号:0774-21-2067
拝観料:あじさい園開園期間2018年6月1日〜7月8日は800円
アクセス:京阪電鉄宇治線「三室戸」下車徒歩約15分、車なら京滋バイパス「宇治東IC」下車3分、大阪方面からは「宇治西IC」下車約10分
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この記事を書いたナビゲーター
bow
京都生まれ、京都育ちの生粋の京都人です。仕事で全国を飛び回り、京都の良さを再認識したため、京都の観光に携わる仕事をしています。全国を旅した経験と、観光業界に生きる人間としての視点、更には京都人ならでは…
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