写真:しの
地図を見る国賀海岸を観光する際におすすめなのが遊覧船の利用です。
陸からも見る事のできる景勝地もあるのですが、洞窟などは遊覧船でしか行く事ができません。
またその自然美や壮大なスケールもより体感できます。
浦郷港から遊覧船に乗ると最初に巡るのが「船引運河」です。
こちらの運河は両岸の幅は9メートルほどで、内湾の浦郷湾と北部の日本海を結ぶ最短ルートであり、現在では菱浦港や浦郷港から国賀海岸を巡る観光遊覧船の航路に利用されています。
写真:しの
地図を見る運河を抜けるといよいよ国賀海岸です。
海岸沿いには侵食された岩や絶壁があり国定公園に相応しい景観となっています。
亀の形に似た「亀岩」、ごつごつした岩肌の「鬼ヶ島」、かぶとの形に似た「かぶと岩」などがあります。
中でも美しくて人気なのが「通天橋」と呼ばれる天然の洞門です。
写真:しの
地図を見る「観音岩」など名称がついた奇岩はまだまだ連なりますが、国賀海岸は絶壁も見所。
「国賀の赤壁」は鉄分を多く含んだ赤褐色の海食断崖が地殻変動によってうねった地層を作り出していて、同じ隠岐諸島の有名な知夫島の赤壁と双璧をなす美しさです。
写真:しの
地図を見る国賀海岸のハイライトはこの洞窟です。
天然の海蝕洞窟で通り抜けできます。
ただし、うねりや風などの影響により3回に1度ほどしか通り抜けできないと言われています。
実際、私が訪れた日も数日間天候にも恵まれ海もかなり穏やかだったのですが、この洞窟の前だけはかなりうねりを伴っていました。
ですから船を出航させる時も洞窟の通り抜けができるかは判断ができず、実際行ってみなければわからないのです。
(幸運にもこの日は洞窟の前のみうねりがありましたが通り抜けできました。)
洞窟に入る前に船長さんから「決して指などを船から出さないように、岩などが稀に落ちてくるかも知れないので船内に入るように」と説明を受けます。
さて、いよいよ洞窟に入ります。
実際に入ると途中が狭い!!!これ、本当に通り抜けできるの?と疑問に思うほどです。
途中、船体を岩に当てながら進んでいく様は天然でありながら、テーマパークのようでした。
また、無事通り抜けができると気象条件にもようるのですがコバルトブルーの海が見える事があります。
写真:しの
地図を見る国賀海岸は摩天崖展望台などもあり、陸からも一部の景観は見る事もできます。陸から見た景色は船から見るものとはまた違うのですが、こちらも美しいです。
しかしご紹介させて頂いた「明暗の岩屋」は船でないと行く事ができません。時間と天候が許せば地元の方もイチオシの国賀海岸、できれば船に乗ることをおすすめします。
観光船は元々乗る予定ではなかったのですが、地元ガイドの方が「ここは外せない」と薦められました。実際、乗って大正解!でした。
たくさんある奇岩、絶壁もさることながら、やはり洞窟の通り抜けはよい思い出になりました。
■国賀海岸の観光船について■
浦郷港出発コース
所要時間:1時間30分 大人 2,200円 小人 1,100円
別府港出発コース
2時間10分 大人 3,210円 小人 1,610円
コースや時間は変更される事がありますので事前にご確認下さい。
連絡先 隠岐観光株式会社 TEL(08514)6-0016
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(2024/11/4更新)
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