写真:月宮 うさ
地図を見る北海道札幌市の中心部を東西に横切る「大通公園」は、約92種・4700本の植物が植えられている美しい公園。樹木も多く、秋は札幌市のど真ん中に居ながら紅葉狩りを楽しめるスポットです。
そんな「大通公園」の紅葉鑑賞ポイントをご紹介。
まずは西3丁目〜4丁目のエリア。ここでは札幌市のランドマークでもある公園のシンボル「さっぽろテレビ塔」がよく見え、これぞ札幌観光!の風景を紅葉と共に楽しむことができます。
樹木に囲まれたい方は、写真の西6丁目がオススメ。樹齢100年を超える欅(ケヤキ)が多く植えられており、木陰でゆっくりと過ごすことができます。
写真:月宮 うさ
地図を見る「大通公園」内、子連れファミリーの皆様にオススメの場所をご紹介。
西8丁目〜9丁目にかけて、子供達大喜びの遊具施設があります。紅葉の中元気いっぱい駆け回まわることも可能!ここは周りに気兼ねなく遊ぶことができるちびっこのためのエリアです。
そして2つのアートな"すべり台"もあります。
1つは写真右手側の白い「プレイスロープ」。1964年に設置された歴史あるオブジェで、クジラが泳いでいるように見えるのが特徴。「鯨の森」などの愛称で市民に親しまれています。広くて大きいので親子で滑ることができますよ!
もう1つは、黒い渦巻状の不思議な形をしたすべり台、彫刻家"イサム・ノグチ"の作品「ブラック・スライドマントラ」です。大人が滑るには少し小さく感じますが、子供達が遊ぶ姿は絵になりますので、是非カメラを片手に楽しく遊ぶ我が子を撮影してみませんか?余談ですが、この作品はアメリカ合衆国マイアミ"ベイフロントパーク"の白いすべり台「スライド・マントラ」の姉妹作品です。
写真:月宮 うさ
地図を見る「大通公園」は多くの花々も見ることができる公園。花壇には色とりどりの花が植えられており、公園の左右にも花が咲かせる木々の姿が。晩秋が近付くと北海道は花の季節が終わりますが、園内では雪が降る直前まで美しい姿を楽しむことができます。
公園の最西端"西12丁目"にはローズガーデンもあり、秋バラの鑑賞も可能!夏よりは花数は減りますが、その分落ち着いた美しさを感じることができるでしょう。お時間のある方は訪れてみませんか?
ただし、1つだけ注意事項があります。
北海道の冬は雪が多く積もるため、園内のお花達は冬支度をします。10月末頃にはローズガーデンのバラ達も冬囲いをされてしまうため、花を楽しむことができません。訪れる前に一度、記事一番下のMEMOより「大通公園」のホームページ内"お知らせ"をご確認ください。
写真:月宮 うさ
地図を見る「大通公園」と言えば噴水のある風景を思い描く人も多いことでしょう。冬は水道管も凍ってしまう北海道ですから、園内にいくつかある噴水も10月31日で水が止められてしまいます。紅葉の季節は今年最後に噴水を眺めることができる時期。是非とも水の音と輝きを楽しんでみませんか?
写真:月宮 うさ
地図を見る10月下旬には「大通公園」内のあちらこちらで来年の準備をする光景に出会えます。樹木の冬囲いをおこなっていたり、チューリップの球根を植えていたり。新しい年も美しい公園を楽しむための心温まる作業です。そして各家庭でも行われる、北海道の晩秋の日常風景でもあります。紅葉の下、そんなところにも注目して歩いてみてはいかがでしょう?
最後に「大通公園」内とっておきの紅葉スポットをご紹介。
それは観光名所としても有名な公園のシンボル「さっぽろテレビ塔」展望台からの眺める秋景色です。真っ直ぐ伸びる公園の左右に植えられた木々が錦色に染まる絶景を楽しむことができますよ!
また、ここは1年を通して四季が美しく多彩なイベントが開催される公園ですから、紅葉の時期以外でも札幌観光に訪れた際には立ち寄ってみることをオススメします。
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(2024/9/17更新)
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