イースト・ハーバーホテルは、JR根室駅から徒歩7分。根室に出張で訪れるビジネスマンたちがリピーターとなっている人気のビジネスホテルで、国道44号線に面しているので、車で根室にやってくる利用客にもわかりやすい立地だ。
2014年末にリニューアル工事が終わり、有線LANだけではなく、客室全室でWi-Fiが利用できるようになった。また、館内の分煙化が勧められ、レストランやロビーが禁煙となり、喫煙ブースが設置されるなど、嫌煙家にも優しいホテルとなった。
館内に売店や展望台などの施設が何もないビジネスホテルだが、イースト・ハーバーホテルでは、ぜひ、上層階の客室に泊まることをオススメしたい。上層階の客室の窓からは根室市街地と根室湾が一望でき、晴れた日であれば、北方領土の国後島まで見渡せることもできる。なんといっても、客室から眺めることができる根室湾に沈む夕日は実に素晴らしいので、日の入りの頃は客室で過ごしてみると良いだろう。
イースト・ハーバーホテルの一階にある「レストラン光和」では、他の根室の喫茶店では食べられない仔牛のエスカロップが一押しのメニューだ。エスカロップはバターライスの上にカツレツを乗せ、デミグラスソースをかけた根室のB級グルメだが、現在は豚肉のカツレツが主流となっていて、肉が苦手な人向けにエビのエスカロップを置いている飲食店もある。しかし、ここ「レストラン光和」では、エスカロップはもともと仔牛を使用していたということから、元祖エスカロップを再現しているのだとか。
「レストラン光和」では、エスカロップ以外にも、サンマ刺身定食など、根室の旬の食材を使った季節限定メニューも取り揃えており、わざわざ外出しなくても、ホテル内で根室の美味しい郷土料理が味わえるのは嬉しい。
根室にやってくるビジネスマンに人気のイースト・ハーバーホテルは、便利なだけではなく、客室から美しい根室湾の景色や夕焼けが見渡せ、根室の郷土料理を味わえるレストランが併設されているなど観光客にも満足のいくホテルだ。根室旅行の際にはぜひイースト・ハーバーホテルの上層階に泊まってみよう。
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