写真:沢木 慎太郎
地図を見る昼間とは違った独特な雰囲気に驚かされるのがアユタヤ遺跡のライトアップ。すべてが深い闇に包まれた中で、わずかながらの光の中に遺跡だけがぽつんと浮かびあがり、時空を超えてアユタヤ王朝の栄華を感じることができます。
写真は、王位継承を争って命を落とした若い二人の王子のために建てられた寺院「ワット・ラーチャブラナ」。暗闇と光が織りなす独自のアユタヤを楽しむことができます。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るこちらも、さきほどと同じ「ワット・ラーチャブラナ」。入り口は礼拝堂となっていますが、正面の壁一枚を残し、屋根も側面もすべて崩壊。これはビルマ軍の侵攻による戦争の傷跡です。昼間は痛々しく見える光景も、夜の淡い光に包まれると、優しい幽玄な世界が広がり、癒しの風景へと変わります。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るアユタヤ遺跡のライトアップは日没から夜9時まで。夜間は遺跡内に立ち入ることができないため、塀の外からの見学となります。しかし、レンガの壁越しに昼間の光とは異なる別の顔を見ることができ、とても神秘的。影絵のように美しく浮かぶ遺跡の中に、アユタヤの栄華と挫折が感じられ、歴史ファンの方におススメです。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る遺跡のライトアップが行われているのは、木の根が仏塔に絡んだことで有名な「ワット・プラ・マハータート」や、3つの仏塔が並ぶ「ワット・プラ・シー・サンペット」など、アユタヤ遺跡を代表するものばかり。
その他、遺跡が小宇宙のように点在する広大な歴史公園には幾つもの小規模な寺院もあり、ご覧のような美しいライトアップも見ることができます。昼間はあまり目立たない寺院が、夜になると存在感を示し始めることもあり、アユタヤのライトアップは興味深く、たいへん魅力的。
以上、いかがだったでしょうか?
昼間とは別の顔を持つ夜のアユタヤ遺跡。闇に沈み込む遺跡が本来の姿で、不気味ながらも美しい。タイに観光に来られたなら、そんな幻想的な世界を見に行かれてはいかがでしょうか?
なお、アユタヤ遺跡については別途、記事にまとめていますので、ご興味のある方はリンクからのぞいてみてください。
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(2023/12/7更新)
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