「田貫湖ふれあい自然塾」は、富士山の西側にある田貫湖の畔にあります。
富士箱根伊豆国立公園の指定地域内の、手付かずの自然が沢山残された場所にある、全国で初めての自然学校です。
見えているのは、ふれあい自然塾のメインの建物「体験ハウス」。ここでは、富士山の噴火からできた洞窟や樹海などの地形、この地域周辺で暮らす動物や昆虫などの生き物の生態系などの展示がされ、遊びながら学ぶことができる画期的な施設です。
体験ハウスは1階と2階に分かれています。写真は2階の一角にあるキッズコーナーの「虫むしワールド」です。
天井からぶら下がる巨大なクモの巣。まるで、自分がクモになったかのような、ちょっぴり変わった目線を入口から体感できます。分かりづらいかもしれませんが、奥には「昆虫顔面博物館」があって、虫の顔のお面が壁に掛けられたコーナーがあります。
普段、蜂やトンボの顔をじっと見る機会は少ないもの。しかも、虫の顔だけを展示するなんてユニークなアイデアですよね。本物そっくりに造られていて、近くで見ると案外可愛い顔をしているので、虫が苦手な子供も興味津々で近づいてしまうはず。
これがきっかけで、将来、昆虫博士になってしまうかも。子供の好奇心が、思わずかき立てられてしまう面白い展示物です。
また、このフロアにはけん玉などの昔の遊びが体験できるコーナーや、フナやドジョウが泳ぐ展示水槽、本物のザリガニに触れられるコーナー、樹海について知ることが出来る「探検ひろば樹海の自然」などがあります。それでも物足りないと言う人は、謎解きに挑戦する「たぬき湖なぞとき探偵事務所」や「木のペンダント作り」などが体験できる「いつでもできるコーナー」(有料)もありますよ。
こちらは、代わって溶岩洞窟です。
屋外にあるように見えますが、驚くことにこれは体験ハウスの1階にある洞窟です。石のゴツゴツ具合から見ても、本物のように見えますが、実はこれは造り物の洞窟です。
入口から入ると、大人がやっと入れるくらいの大きさの穴があって、昼間でも真っ暗!
洞窟内には、コウモリなどの生き物が展示されていたりして、本当にリアルに造られています。この洞窟は、無料で入ることができますが、入る際はライトやヘルメットが必需品です。2階の受付で貸し出しを行っているので、用意ができたら探検へ出発!
約10分位で見られ、洞窟だらけの富士山周辺の地形を体感することができます。
室内なので、雨の日でも冒険できてしまうのは嬉しいですね。
こちらは、体験ハウスのすぐ目の前にある、森の道を進んだ場所にある「クライミングウォール」です。高さ8mの巨大な壁に命綱を着けて登る体験ができる人気の屋外プログラム。
土曜日・日曜日・祝日は、予約が殺到する人気ぶり。
かなりの高さがあって、ちょっぴり緊張してしまうチビッ子もいますが、専任スタッフがしっかり付いて、力強くサポートしてくれるので大丈夫!
足を滑らせて落ちてしまうなど、見ている親は、ハラハラドキドキ。でも、じっと見守って自分の力で見事に頂上に到達した喜びは、きっと大きく何事においても自信に繋がることでしょう! 所要時間は30分程度で、大人でも登ることができますよ。
親子そろって、チャレンジしてみては如何ですか?
屋外プログラムは、本物の洞窟に入れる「富士山洞くつ探検」など、様々な体験ツアーがあるので、下記のMEMO【環境省 田貫湖ふれあい自然塾】よりご覧下さい。
クライミング体験は、雨天の場合は中止になります。
開催日については、下記のMEMO【環境省 田貫湖ふれあい自然塾】よりご覧下さい。
体験ハウスの1階には、無料で好きなDVDが見られる視聴覚コーナーや、ハンモッグを体験できるコーナーなどもあります。寒い冬は、体験ハウスに床暖房が入るなど、居心地がとても良い環境で過ごせます。ハウス内には、授乳室が完備されいて、申し出ればミルク用のお湯が頂ける便利なサービスもあります。
自然の良さを生かした安心して過ごせる遊び場です。田貫湖ふれあい自然塾を訪れて、親子でかけがえのない素敵な時間を過ごしてみませんか?
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