標高513mの国見ヶ丘は、はるか昔神話の時代、神武天皇の孫である建盤竜命(たていわたつのみこと)が、この地から九州の国見をしたとの伝説があります。
伝説のとおり、眼下には高千穂の里がのんびりと広がり、それを囲う阿蘇山や祖母連山も、さわやかに見渡せます。
晴れ渡る空の下で見る景色も素晴らしいですが、雲海の名所として有名なこの場所を、多くの人が日の出前から訪れます。
雲海が見られるかどうかは天気次第。
旅行の日程の中では難しいこともあるかもしれません。できるだけ見られる可能性の高い日を狙いたいですね。
まず季節は秋から冬。だいたい9月から11月下旬までが、雲海のシーズンです。
そして時間は早朝。日の出前からがチャンス!
天候は湿気がほどよくある晴れの日。
つまり、1〜2日雨が降った後の、風のない晴れの日が理想です。
少し条件がずれても、まだまだ可能性はあります。あきらめないで!
光が濃淡を変えて、ゆったりと雲が流れる様子は、動く水墨画を見ているような気分になるかも。
果てしなく広がる雲の海から昇る朝日は、まさに圧巻。
なだらかな山の頂が、ところどころ雲から顔をだし、まるで海にいるような感覚にもなります。
風が吹いて雲海が消えてしまっても、霧に浮かぶ日の出は幻想的。
雲海が現れなくても、朝日が高千穂の里を照らしていく様子は、神話の一部を見ているような厳かな景色を楽しめます。
季節や時間、湿度で、景色は様々に変化します。
何回訪れても、同じ日の出はありません。
国見ヶ丘の朝日を満喫したら、帰りに高千穂峡へ寄ってみるのはいかがですか?
日の出を見終わっても、まだ7時前後。
この時間なら、普段は観光客でいっぱいの高千穂峡の絶景を独り占めできちゃいます。
早朝散策の後は、朝ごはんがますます美味しいですよ。
雲海や霧が出る場所へ行くときは、調整しやすい服装で行くことをおススメします。
タオルやハンカチなど、水分をふき取るものも忘れずに。
秋の旅は、実り多く紅葉も見事な高千穂峡へで決まり!
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(2024/9/18更新)
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