熱海トリックアート迷宮館で「キャッー襲われちゃう!」な写真を

熱海トリックアート迷宮館で「キャッー襲われちゃう!」な写真を

更新日:2015/09/28 15:05

温泉や海などで人気の静岡県熱海市。そこの人気スポット「熱海城」に隣接する「熱海トリックアート迷宮館」は平成26年に拡大リニューアルされ、売店スペースと追加作品が登場。計49点の不思議で楽しいオリジナル写真が撮れます!展示作品を予習すればよりクオリティの高い写真が撮れるので、今回は「生き物に襲われちゃう!」をテーマとした5ショットをベースに、館内作品をご案内します。いざ、アートとの一体化体験にGO!

巨大タコ襲来!マンボウに「噛まれちゃったー!!」

巨大タコ襲来!マンボウに「噛まれちゃったー!!」
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「熱海トリックアート迷宮館」の入り口に立つと、まずレクチャー付きで家の絵を紹介してくれます。これ、まさに目の錯覚を利用したトリックアート!なんと絵で描かれているはずの家が左右に動くのです!種明かしは実際に訪れた時のお楽しみにとっておくとして、いざ突入すると海のイメージのある熱海らしく、海の生き物ゾーンからのスタートとなります。

最初に登場するのは、巨大タコの絵!大きな足を振り乱して襲ってくるので、抑えつけて戦ってみたり、足をひっぱったり、逆に自分が逃げまどうアングルを撮影するのも楽しいものです。

また、襲われる風だけでなく、リアルな世界では触れ合う機会が少ない海の生き物とのほっこりとしたシーンもカメラに収めることができます。イルカを愛でたり、まるで浦島太郎に出てきそうな大きな海亀を撫でたり、穏やかな表情のマナティを見つけたらぜひレンズを通じて“肩もみ”をしてもらいましょう!

そして、要必見なのがマンボウ!!派手な2作品の間に展示してあるので、見逃さないように。実はこのマンボウの口には仕掛けがあって、自分の衣類を引っかけられるようになっています。それを利用するとまるでマンボウに食いつかれているような衝撃写真が撮れるのです!!ちなみに、右側のマンボウは、襲われちゃう系よりも可愛いキスシーンがぴったりですよ♪

「助けてぇ〜!(悲鳴)サメに喰われちゃう!!」

「助けてぇ〜!(悲鳴)サメに喰われちゃう!!」
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館内には、大型タイプのトリックアートが複数用意されています。実際に寝そべったり、うつ伏せになるなど、全身の動きを活かして自分がアートの主人公になれるというものです。よって、靴を脱いで入るよう注意がきがなされています。

中でもビッグサイズの豪快な仕掛け絵が、海から豪快に飛び出てきたサメのトリックアート!実際には、向かって左側部分に大口を開けたサメの絵が描かれているのですが、撮影後に画像を左回転させると、サメと海は下、崖が右になる構図(海から巨大サメが飛び出す構図)ができあがるので、まるで映画ジョーズの世界に迷い込んだようです!

例えば、口の上にまたがって落ちないようにバランスを取る写真や、飲み込まれないように崖にしがみ付く姿、抵抗も空しく悲鳴をあげながら落ちゆく様などいろいろ。また我が子をうっかり(?)サメの口に落としてしまう、驚愕シーンの演出なども試してくださいね!

「お願いセイウチさん、突っつかないで…??」

「お願いセイウチさん、突っつかないで…??」
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サメのすぐ横にも大型タイプの作品があります。今度は巨大カニ!!睨みつけるような瞳で大きなハサミを開いているので、迷うことなく挟まれてみましょう(笑)♪

この他、肉食で知られるアロワナが不気味に泳いでいたら、物静かに怯えた顔を作ってみたり、名作の“叫び”などを意識した表情も面白いかも。

また、牙をもつセイウチに遭遇したら、とにかく突かれてみましょう!頭や背中、またお腹を捧げてみるのも楽しそうです。絵ずらとして面白いのはお尻ですので、恥ずかしくなければ突かれてみてくださいね♪もちろん突かれるだけでなく、牙をつかんで格闘しているシーンなども撮れますし、抱きつくといったコミュニケーションスタイルもOKです!

動物ゾーンのラスボス!?「ゴリラにまる飲みされちゃう!!」

動物ゾーンのラスボス!?「ゴリラにまる飲みされちゃう!!」
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海の生き物ゾーンを抜けると、名作を用いた作品や、視覚錯覚体験、絵に描かれているだけのはずの雲が動いて見える脳トレ的な作品に興奮できます!

そして次に現れるのが、動物ゾーン。キリンやパンダ、ゾウなど子供向けのものもあり、面白いのが、ひとつの絵の中に十二支が隠れるよう描かれている作品。同伴者と一緒に探したり、子連れ家族はどちらが先に見つけられるか勝負してみてください!案外、大人より子供の方が見つけるのが早いかも(笑)

そして、注目度No.1は、巨大なゴリラに丸飲みされてしまう写真が撮れる大型タイプ。大きな口を開いて、指でつまみ入れるしぐさをしているので手足を広げて抵抗してみたり、足をゴリラにつままれて逆さづりにされる様など撮影意欲が増しますよ!

なお、このゴリラの作品は入館チケット等にも使われており、余所のトリックアート美術館等で見られることがあるため比較的、知名度の高い作品なのですが…、実は熱海は巨大ゴリラに少し縁のある場所!同館隣接の「熱海城」は昭和37年公開された映画『キングコング対ゴジラ』の最後の決戦に設定された場所なので、怪獣映画ファンにとっては、例え同じ巨大ゴリラ作品だったとしても、他の美術館よりも、ちょっぴり撮影に気合が入ってしまうかもしれませんね(笑)。

羞恥心をマスクで隠し、恐竜にも襲われてみよう!

羞恥心をマスクで隠し、恐竜にも襲われてみよう!
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同館には、現代には生きていない恐竜との写真撮影も可能です!壁を突き破って出てくるド派手な登場シーンの恐竜作品があり、チェックしたい1つは、角の生えた恐竜。これはぜひ2人がかりで写り込みたい!1人は、足に踏みつけられ、もう一人が2本の角を両手で必死に押さえると、とてもドラマティックな1枚になりますよ。

また大きな口にたくさんの牙をむき出し、今にも食いつかれてしまいそうな恐竜もいるので、映画ジュラシックパークの主人公になりきるもよしです。

なお「熱海トリックアート迷宮館」では、所々にカツラやマスクといったかぶり物が用意されています。恥ずかしがり屋さんは、かぶりものを使うと羞恥心が失せて、大胆ポーズが撮れるかも!

ちなみに、この動物エリアには熱海限定の作品「貫一とお宮」があります。これは、有名な小説『金色夜叉』の名シーンである、熱海にてお宮を寛一が蹴り飛ばす場面を描いた作品で、限定作品は必見です!

いかがでしたか?

作品の全てを紹介したわけではないので、まだまだ作品はたくさんある「熱海トリックアート迷宮館」。室内の快適空間ですので、春夏秋冬・老若男女問わず、とても楽しいひとときを過ごすことができます。

ちなみに、作品見学は入口から順番に見るのが当然わかりやすいものですが、もし混雑していたり、子供が作品を飛ばしてしまった場合でも、館内ルートは自由ですので、空いている作品から撮影したり、もう一度見たくて戻ったりすることも可能です。

なお、静岡エリアにはペット連れOKの宿もけっこうあるので、熱海にはペット連れ観光者も少なくないのですが、なんと、ここはペットも一緒に入館OK!!館内を散歩させることはできませんが、抱っこかゲージに入れてならとのことなので、規則を守れば「ペットをトリックアートの主人公にした写真」が撮れちゃうのです。

ペットOK!子供OK!雨天時OK!の同館。今回は「生き物に襲われちゃう」をコンセプトとして紹介をしましたが、テーマは無限大!?見て、触れて、笑って、工夫して、素敵なベストショットを撮ってくださいね。

※「熱海トリックアート迷宮館」の入場券は、「トリックアート迷宮感」では販売しておらず、すぐ隣の「熱海城」での扱いです。トリックアートの入場は900円ですが、熱海城900円とのセットだと通常1800円のところ、1500円。ネット限定割引利用(要印刷)でさらにお得になるので、たっぷり過ごしたい人にはセット観光がお勧めですよ!

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掲載内容は執筆時点のものです。 2015/09/13 訪問

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