【ログイン後、ご利用いただける機能】
PCからのLINEログイン方法
ログインにはLINEアカウントが必要です。
また以下の手順でLINEアプリのログイン許可をオンにしてください。
写真:盛 千夏
地図を見るマヨルカ島の首都、パルマ・デ・マヨルカから車で約20分の距離にあるヘノバ(Genova)は、レストランが多い町として知られ、パルマ・デ・マヨルカやその近郊に住む地元民も多く訪れる場所です。
その中でも筆者のマヨルカ在住の友人イチオシのお店が「メソン・カン・ペドロ」(Mesón Ca’n Pedro)。
スペイン本土のスペイン人でも、名前を聞いただけではどういった料理なのか予測もつかない「パンボリ」、「トゥンベッ」といった定番中の定番なマヨルカ伝統料理が食べられるお店です。マヨルカ料理以外にも、肉の炭火焼きやピザもあるので子供連れでも安心。
ぜひ天気の良い日は、素晴らしい展望のテラス席をご予約下さい。
写真:盛 千夏
地図を見るカタルーニャ語圏のマヨルカ、「パンボリ」をマヨルカ語で書くと「Pan amb Oli」になります。これはパンとオイルという意味。スペインの他の地方では「パン・コン・トマテ」(Pan con Tomate、パンにすりおろしたトマトとオリーブオイル・塩をかけたもの)に当たります。
ただし、カタルーニャ州の名物の「パン・コン・トマテ」よりも「メソン・カン・ペドロ」の「パンボリ」の方がずっと食べごたえもあり豪華です。
パンにたっぷりトマトをすりつけ、おいしいオリーブオイルを垂らして、生ハムと一緒にがぶっと豪快にどうぞ。一緒に出てくるマヨルカ産チーズも美味です!
写真:盛 千夏
地図を見るこちらも大抵のスペイン人が「はて、一体どんな食べ物だろう...?」と不思議に思う「トゥンベッ」(Tumbet)。
じゃがいも・なす・赤ピーマンをオリーブオイルで揚げ煮したものに、自家製トマトソースがかかっている料理です。ちょっとラタトゥイユ風ですが、じゃがいもが入っているので野菜だけでもボリューム満点です。
コロンブスが新大陸アメリカから持ち帰ったじゃがいもとトマトは、スペインのどこへ行ってもよく食べられる食材だけに、地方によってさまざまな調理法が楽しめます。
写真:盛 千夏
地図を見る同じく野菜たっぷりでも優しい味なのが「ソパ・マヨジョルキナ」(Sopa Mallorquina)。ソパとはスープの意味で、マヨルカ風スープと言ったところです。
こちらはご覧の通り、主役はキャベツ。その他には玉ねぎ・トマト・豆、そしてなんとパンも入っているんです。
季節によってはスープはちょっと...と思うかもしれませんが、心配なかれ。
こちらは季節ごとにスープの量を変えるそうです。夏はほぼスープなしで野菜の煮つけのように、冬はスープを増やして温かくいただくそうです。まさにスペイン人ママの知恵が詰まった家庭料理ですね。
写真:盛 千夏
地図を見るここまで野菜多めのヘルシー系でしたが、もちろんがっつり系の料理もあります。
それが豚のレバー、豚の血を固めたもの、羊肉などと角切り野菜をたっぷりのエキストラ・ヴァージン・オリーブオイルで炒めた「フリート・マジョルキン」(Frito Mallorquín)です。
豚肉をよく食べ、皮・頬・耳・豚足・血・内臓まで余すところなく使う、スペインならではの料理ですね。
内臓系が好きな方は病みつきになる味です。ぜひお試しを!
これらのマヨルカ伝統料理と一緒に合わせて欲しいのが、マヨルカ産のワイン。
日本ではまだ珍しいマヨルカのワインは、ブトウ畑の面積が大きくないことから、収穫高、そして作られるワインの本数もほかの産地に比べると少なく、貴重なワインです。
「メソン・カン・ペドロ」にはマヨルカ産のワインを各種取り揃えているので、ぜひお試しください。
また、デザートはぜひマヨルカ名物のアーモンドをふんだんに使ったビスコチョ(Bizcocho)を。日本人ならびっくりするサイズですが、ふんわりとしていて素朴な味でペロリといけちゃいます。
「メソン・カン・ペドロ」のあるヘノバまではパルマ・デ・マヨルカからバスも出ていますが、タクシーでも10ユーロ〜18ユーロの距離。帰りはレストランに頼めば、タクシーを手配してくれます。
ぜひ本物のマヨルカ伝統料理を食べに足をお運びください。
この記事の関連MEMO
- PR -
LINEトラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらLINEトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2021/4/21更新)
- PR -