国道141号(清里ライン)から「丘の公園」信号を曲がると、牧歌的な原風景のある美しい景観の通り「朝日ヶ丘・牧場通り」が見えてきます。
ユリノキやコブシ、アカマツなどの新緑に囲まれた通りは、歩道の脇にも薄紫色の花の咲くキャットミントが植えられ、ここ清里を訪れた人は思わず優しい表情に。
この通りを入り、500mほど先に見えてくるのが「黒井健絵本ハウス」です。
このアトリエ兼ギャラリーは、絵本作家の黒井健さんが絵を担当した200以上の作品の中から、常時30〜40点の作品を展示。原画が鑑賞できる施設として、2003年に開館。
黒井さんの色鉛筆を油で溶かす独特の画法と、柔らかく叙情的なタッチの絵は、幅広い世代から人気があります。
主な絵本作品は、「ごんぎつね」「手ぶくろを買いに」(新美南吉作・偕成社)、「おかあさんの目」(あまんきみこ作・あかね書房)、「ごろわん」シリーズ(間所ひさこ作・あかね書房)など。
現在、同館では童話「ごんぎつね」「手ぶくろを買いに」で知られる児童文学者・新美南吉の生誕100周年を記念したイベント展示を開催しています。
※イベント案内:【ありったけ南吉さん】
(4月1日から6月30日まで開催中)
新美さんの童話作品の中から、黒井さんが携わった挿絵が展示され、「ごんぎつね」のペン画など同館でしか見られない原画もあります。
じめじめとした暑気払いには、新緑の深まる心地よい高原の中、黒井さんの描く繊細で温かさ溢れる作品の数々に触れ、心も体もリフレッシュしてはいかがでしょうか!
<黒井健絵本ハウスの情報>
■入館料:一般600円、小・中学生:300円
「えほんミュージアム清里」共通割引券:1100円(大人のみ)
■開館時間:午前10時〜午後5時30分
■休館日:火曜日(祝日の場合は翌日)、12月〜3月まで。
■お問合せ電話:0551(48)3833
私が一押しのスイーツのお店が、『黒井建絵本ハウス』のすぐ隣にあります『清里マチス』です。
こちらのオーナーでグランシェフ の三枝俊介さんは、大阪のパティスリー「メランジュ」はじめ、東京などで洋菓子店を経営されている方で、ここ清里を訪れて以来、八ヶ岳の自然環境に恵まれた食材やロケーションに感動し、1994年にリゾート・カフェをオープンしました。
ショーケースにはタルトやモンブランなど、見ていると目移りしてしまうくらいたくさんのケーキがあって、どれを選ぶか迷ってしまいます。
〈『清里マチス』のお店情報〉
■場所:山梨県北杜市高根町清里(牧場通り、丘の公園を下ったコート・ドゥ・ヴェール敷地内)
■営業時間:午前10時〜午後7時。カフェは午後6時まで。
■定休日:水曜日不定休(ただし7〜8月は休まず営業)
■お問い合せ電話:0551−48−5381
こちらのお店でぜひ召し上がって頂きたいスイーツが、画面手前の【プレミアム・チーズケーキ】(画像の手前、後ろは黄金ロール)です。
「プレミアム」という名の通りに、清里産の低温殺菌牛乳、清里産カマンベールチーズ、清里高原大橋の近く「親子丼」が大人気の中村農場の卵など、厳選された地元の素材をふんだんに使用して焼き上げたスフレ・タイプのチーズケーキです。
初めに口に入れると、すぐ溶けてしまうほどフワッとした食感のあとに、甘さ控え目ですがチーズクリームの濃厚でしっとりした後味が口の中に広がります。
このプレミアムチーズケーキは、朝のテレビ番組「はなまるマーケット」(TBS系、今年2月15日放映)でも、女優とよた真帆さんのおめざで紹介されました。
店内でも召し上がれますので、ぜひお試しを。
●プレミアム・チーズケーキのお値段:1カット360円、9cmサイズ 1,000円、12cmサイズ 1,470円。黄金ロールは、カット320円。
豊かな自然溢れる清里高原で過ごすひと時を、黒井さんの温かで優しい絵本に触れ、地元の素材を活かした美味しいチーズケーキを食べて、心も身体もリフレッシュして下さい!
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(2023/12/6更新)
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