写真:盛 千夏
地図を見るマヨルカの首都パルマ・デ・マヨルカから交通の便が良く、レンタカーを利用しない旅行者に人気のビーチがカラ・マヨール(Cala Mayor)。パルマ・デ・マヨルカからはバスで約30〜40分の距離です。
そのカラ・マヨールのビーチから徒歩約10分の距離にあるのがシーフード専門レストラン「ラ・パラダ・デル・マール」(La parada del mar)。
「海の停留所」と言った意味のレストランで、店の前に置かれたボートが目印。マヨルカのすばらしいビーチを楽しんだ後に食事をするのにピッタリのカジュアル・シーフード・レストランです。
写真:盛 千夏
地図を見るシーフードが豊富なスペインでも、たくさん魚介を食べるとそれなりのお値段はします。でもこちら「ラ・パラダ・デル・マール」では、新鮮で美味しいシーフードを安く食べてもらうための工夫がされていてます。
その1つが魚屋さん式オーダー。
レストランに入ると目に飛び込んでくるのは、活きのいいシーフードが山盛りの市場を彷彿させる魚屋カウンター。
カウンターでは目の前のシーフードをみながら、「何を・どのぐらい・どんな調理法」で食べたいか注文します。
カウンターで注文することでコストを抑え、新鮮な魚介が格安で提供できるというカラクリです。値段は時価ですがきちんと表記されているので安心。スペインでは基本的に値段はキロ単位になります。
ちなみに英語も通じるので、指さしと簡単な数字がわかればなんとななります。
写真:盛 千夏
地図を見る2つめの格安シーフードの秘密はなんとセルフサービス!
魚屋カウンターで注文が終わったら右のバーカウンターで飲み物を注文します。
番号札を渡されたら席に着き、テーブルの上に番号札をおきましょう。
番号札の数字のアナウンス=注文した料理ができた合図なので、料理が出てくるカウンターまで取りに行きます。
セルフサービスを採用することでサービス人員を最低限まで減らし、その分料理を安く提供できるんです。
スペイン語で数字が言われたらわからない? 大丈夫、サービスの人がそのあたりは目を行き届かせているので、食べ損ねることはありません。
カジュアルなレストランなので豪快に手でガブリとどうぞ!
写真:盛 千夏
地図を見るスペインは日本と同様に海老をたくさん食べる国です。スペイン各地にはその土地名産の海老があり、マヨルカ島では可愛い木製電車や木製トラムの走るソジェールの海老が有名です。
スペインの海老の食べ方はシンプルそのもの。鉄板焼き(ア・ラ・プランチャ)にして塩・オリーブオイル・イタリアンパセリを刻んだもの・ニンニク少々のソースでいただきます。
海老は1匹から注文可能です。
スペイン在住の筆者がぜひ味わってもらいたいシーフードは、マテ貝(ナバハス/Navaja、3枚目画像左)とサンブリーニャ(Zamburiña、3枚目画像右)。
ナバハとはスペイン語でナイフを意味し、ナイフのように細長い貝殻を持っています。こりこりした食感が何とも貝好きにはたまらない美味しさです。
サンブリーニャはスペイン北部で特によく食べられるホタテの一種。ホタテよりも小ぶりですがうまみはギュッと詰まっています。スペインのスーパーでは缶詰としても良く見かけるポピュラーな貝で、お土産にもおススメです。
マヨルカ島の首都パルマ・デ・マヨルカからカラ・マヨールへ行くには、プラサ・デ・エスパーニャ(スペイン広場)からイジェテス(Illetes)行きの3番バスに乗ります。
20番目の停留所(停留所番号219)、Joan Miró 248 (Palau de Marivent)で降りるとレストランまでは歩いて80メートルの距離です。
レストランに行く前にビーチに行きたい方は、バスを降りたら坂を下って行けばOK。停留所からも海が見えるので迷うことなしです。
大人気店なので、夏場や週末などは予約をした方が確実です。
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(2024/9/16更新)
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