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写真:咲田 みつる
地図を見る姨捨には、3つの名勝地区があります。
【長楽寺地区】姨捨十三景のうち、姨岩(おばいわ)など五つが集結。姨捨観光会館のそば
【姪石・上姪石地区】姨捨十三景のひとつ姪石(めいし)がある。のどかな棚田が広がる
【四十八枚田地区】姨捨十三景のひとつ田毎観音がある。田毎の月の由来と言えばここ!
車の方も、徒歩の方も、まず斜面の中腹にある「姨捨観光会館」を目指すことをおすすめします。50台分の駐車場と食事処、観光情報もあり、観光の拠点となっています。名物更科そばが美味で、おやきはテイクアウトもあります。(夜訪れる際は、営業時間を要確認)
車の方は満車の場合、麓にある新雲井橋そばの駐車場(30台分)へ向いましょう。ただし、車で乗り入れて良いのは、駐車場まで。現地では注意書きを見落としやすいのですが、姨捨ウォーキングマップ(千曲市HPや市内各所で配布されています)にもありますように、棚田地区の農道への乗り入れは控えることとなっています。(記事最後の関連メモにURLあり)
写真:咲田 みつる
地図を見る棚田は急こう配で、歩くとなると、体力を要します。そこで、散策のスタートには、姨捨観光会館そばの長楽寺がおすすめです。広いエリアに点在する姨捨十三景のうち、五つが長楽寺に集結しています。
そのうち最も存在感を放つのが、写真の姨岩(おばいわ)です。姨岩には、簡単に登れるようになっており、ここからの棚田や善光寺平の眺望は抜群です!!
長楽寺では、このほか本堂・観音堂・桂の木・宝池が十三景とされていますので、お見逃しなく。本堂は別名「月見殿」。開け放たれた窓からの眺めがよく、眼下が一望できます。
写真:咲田 みつる
地図を見る長楽寺を楽しみ、体力に余裕がありましたら、姪石地区・上姪石地区へも是非行ってみましょう!長楽寺からはすぐです。急こう配で、その分展望が期待できる地区です。ただし注意したいのは、棚田は名勝として名高いだけでなく、農作業の現場だということです。
この地区の多くでは、「棚田貸します制度」(千曲市)の会員の方々が、作業をされています。その指導や維持管理には、地元「明月会」の方々が尽力されています。田植えや稲刈りの時期ともなると、会員家族の皆さんが、声を掛け合いながら作業される様子をいたるところで見かけます。
そして、休憩時には畦に腰を下ろしてお茶を飲む…という光景。眺望も素晴らしいですが、険しい斜面での稲作が今日まで脈々と続けられ、さらにそれを継承するという偉業に思いをはせつつ、日本の原風景を楽しむことができます。
写真:咲田 みつる
地図を見る四十八枚田地区は、姨捨の景勝地の中で最も麓に位置します。SAや駅方面から徒歩で下りてくる方は、見落とさないよう注意しましょう。また、車利用の場合は、麓の30台分の駐車場に停めて見に行くのもおすすめです。
姨捨の中でも、かなり早くに開田されたと伝えられ、「田毎の月」の名は、この四十八枚田地区が由来と言われています。ごく小さな田が幾重にも重なり、水田に張られた水面に映る月が美しいことで有名です。徒歩で下った分は、また後で登ることになりますが、それでも見に行く価値がある、姨捨の核心部です。現在は四十八枚田保存会により維持管理されています。
写真は「田毎観音さま」四十八枚田地区に限らず、棚田には「田の神さま」など、石像が点在します。これも、姨捨の魅力のひとつです。
多くの人が訪れる姨捨ですが、先にも述べましたように、農作業の現場でもあり、保存会の方々が維持管理に努めておられる土地でもあります。むやみに畦に入ったり、棚田エリアにうっかり車で侵入しないよう気をつけながら、楽しく散策しましょう。
高速道路を使ってのアクセスですが、最寄りとなる姨捨SAからのスマートIC利用には、重要な注意点があります!!まず、スマートICの利用は6〜22時ということ。そして、上りのSAには入り口だけが、下りのSAには出口だけが設置されているということです。姨捨の棚田を目の前にして、「降りたいけど降りられない」とならないためにも、予定のルート上のSAが上下どちらなのか要確認です!万が一、スマートICから降りられなくても、ご安心を。SAから棚田は徒歩圏内なのです。姨捨ウォーキングマップを参考にしながら、棚田へ向いましょう。
姨捨の棚田は、春には水面、夏には青々した稲、秋の稲穂、冬の雪景色と、季節に応じてその景観を楽しませてくれます。また、「田毎の月」は春の田植えの時期にしか見られない特別な光景ですが、秋には観月祭にて、夕方から棚田のライトアップも行われます(2015年は9月12日から10月12日まで)。是非趣のある光景をご覧にお出かけください。
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