写真:Akiko Nilsen
地図を見るフィレンツェの中心駅、サンタ・マリア・ノヴェッラ駅から北東に15分弱歩いたところにあるFUOCO MATTOは、フィレンツェ中心部からも徒歩10分ほどでたどり着きます。周りはホテルが幾つかあるものの、落ち着いたエリアで地元のお客さんも多く訪れています。
コンクリートを打ちっぱなした壁や天井と対比させるように自然の色合いを活かしたインテリアを配置した内装は、コンクリートのクールさと木製家具や果物・植物のディスプレイの温かさをうまく調和させています。フロア中心部は大きな天窓があり、店内に明るい光を注いでいます。
このFUOCO MATTOは、雰囲気のわりにリーズナブルな価格なのですが、まず席について驚くのはそのサービスです。店員さんは皆オシャレでフレンドリー、そして英語が話せるスタッフも多く、親切に対応してくれます。
ディナータイムに訪れると、まずは食前酒としてプロセッコ(スパークリングワイン)がサービスで提供されます。更に日本で言う「付き出し」のように、小さくスライスされたピザもサービスされます。もちろん、通常イタリアのレストランでサービスとして出てくるパンも運ばれ、オーダー前からテーブルの上がにぎやかになります。
食事が終了すると、食後酒もショットで提供されます。こちらはとてもアルコールがきついのですが、飲むと胃の消化を助け、胃もたれを防ぐ効果があります。
ランチタイムではプロセッコのサービスはつきませんが、ピザや食後酒のサービスはあります。昼間からショット?と驚いてしまいますが、これぞイタリア!です。このアルコール類が追加で請求されることはありませんので、安心していただきましょう。
写真:Akiko Nilsen
地図を見るFUOCO MATTOのピザは薄すぎず厚すぎない絶妙な厚みの生地で、中心のもちもちとした食感とエッジのふんわりとした食感とが同時に楽しめます。大皿にはみ出んばかりの大きさで提供されますが、濃厚なソースとフレッシュな具が絶妙にマッチし、ぺろりと平らげることが出来ます。
こちらのおススメメニューは、モッツァレラチーズを多用したDOPピザです。通常のマルガリータと、DOPマルガリータ、と言った風に2種類用意されていますが、DOPピザは通常に比べてより多くの具が乗って出てきますので、ぜひこちらをオーダーしましょう。これでもかと乗せられた具がピザを贅沢な逸品に仕上げています。
写真:Akiko Nilsen
地図を見るイタリアで本当に美味しいピッツェリアは、本物の石窯がキッチンにあり、そのキッチンが客から見える配置になっているかどうかで見極められることが出来ます。
FUOCO MATTOはキッチンスペースが通りに面してガラス張りになっており、店の入り口の横にありますので、並んでいる客はもちろん通りすがりの人々にも丸見えです。高温に熱された石窯で手早くピザが焼かれる様子や、目の前のカウンターで生ハムをスライスする様子などはまさに職人技!食べる前から「美味しくないわけがない!」と確信できる腕さばきに脱帽です。
フィレンツェで一番人気のクールなピッツェリア、FUOCO MATTOはいかがでしたか。とても人気がありますので、特にディナータイムなどは、オープン後30分も立たずに席が埋まることもしばしばですので、事前予約かオープンと同時に入店がおススメです。
忙しい旅行中に並んで待つのは中々大変ですが、ここでは待ち時間の間にプロセッコのサービスをしてくれたりと、スタッフの気遣いにが素晴らしく、待ち時間が苦にならない努力をしてくれます。時間にはゆとりをもって存分にFUOCO MATTOの味とサービスを満喫してくださいね。
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(2024/12/13更新)
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