ウェスティンホテル淡路は2000年にオープンした新しいホテル。有名建築家である安藤忠雄氏が設計したことでも有名です。海に浮かぶ船をイメージしたホテルは、アルファベットのAの形をした独特な姿をしています。安藤氏らしいコンクリート打ちっぱなしのデザインは、同氏が手掛けた水が流れる緑とコンクリートの公園へと続いており、大自然と人工物の融合する美しい空間を作り出しています。
ウェスティンホテル淡路の客室は全室オーシャンビュー。どの部屋もとても広々としており、上質な雰囲気に包まれています。クローゼットの収納も充実しており、別荘のように連泊も楽しめる空間となっています。
そして雲の上の寝心地をを味わえる「ヘブンリーベッド」が全室に導入されているのがウェスティンのセールスポイントのひとつ。ヘブンリーベッドの上に身を投げると、体には全く反動がかからずにふわりと受け止めてくれる驚きのベッドです。素敵な部屋に来ているのに寝るのは勿体ない!と思いながらも、どうしてもベッドから起き上がれない魅惑の寝心地なのです。
ホテルには多くのタイプの部屋が用意されてますが、家族や夫婦で泊まるなら、絶対にダブルのお部屋をお奨めします。ホテルスタッフの方によると、各部屋に必ずヘブンリーベッドがあるということになっていますが、全部のベッドがヘブンリーベッドにはなっていないそうです。要するに、ツインだと片方のベッドがヘブンリーベッドでない可能性があるからです。
ウェスティンホテル淡路のバスルームはすべてトイレと分離されています。日本の一般家庭にあるタイプのバスタブが採用されており、日本人にはとてもなじみがあり、使いやすいタイプ。湯船につかり、湯船の外で普通に体や頭が洗えるようになっています。狭かったり、便器が一緒になっているユニットバスではないので、ゆっくりとお風呂で旅の疲れを癒せるのが嬉しいですね。
さらに上質なバスタイムを満喫するなら、「ラグジュアリービューバス」タイプのお部屋がおすすめ。スイートクラスでなくても、海の展望をを眺めながらの入浴を楽しめます。青い海を眺めながらのバスタイムはリゾートステイを何倍にも素敵な時間にしてくれるのです。
ウェスティンホテル淡路の全室にオーシャンビューのバルコニーが用意されており、部屋の中からスリッパ履きで気軽に外に出ることが可能です。そしてこのバルコニーがとにかく気持ちいいのです。
部屋の中に収納されているテーブルとチェアーをバルコニーに並べれば、海を眺めながらくつろげるプライベートのリゾート空間が完成します。海だけではなく、ホテルを取り囲む「淡路夢舞台」の緑と安藤忠雄氏設計の建築群も同時に見下ろせる空間は、いつまでいても飽きることはありません。サンセット、夜景、サンライズ。好きな時間に気軽に室内着・スリッパ履きのまま楽しめるプライベート空間は至極の贅沢といえます。
この贅沢をさらに楽しむなら、8階以上の部屋が海の展望が良いのでおすすめです。8階以上の部屋を確約するには追加料金が必要になりますが、この絶景は是非とも楽しんでいただきたいと思います。
ウェスティンホテル淡路の部屋はもちろん、ロビーなども共用施設もとても雰囲気が良く、リゾート感を演出しています。特に2階ホールに置かれた深紅の花をモチーフにしたソファーは人気のスペース。降り注ぐ島の光を浴びてくつろぐ時間は、何もかもを忘れた非日常の時間を楽しめます。
同じ2階にあるロビーラウンジでは、一面のガラス張りの空間から外にあふれる緑を楽しみながらの上質なティータイム。ベーカリーショップでは一流ホテルのパン、ケーキが良心的な値段で購入できるので、部屋に持ち帰りバルコニーで頂く贅沢も楽しめます。
また、ホテルのタイニング「コッコラーレ」では淡路島の新鮮な食材を使った自慢の料理をビュッフェ形式で楽しめます。天気が良い日はテラス席で海と緑を愛でながら食事を楽しむこともできる、リゾート感満喫の食事空間でおすすめです。
上質で洗練されたウェスティンホテル淡路は、ホテルの中だけでも1日を過ごせます。しかし、一歩外に出るだけで、更なるリゾート空間が待っています。
ホテルがある淡路夢舞台は全て安藤忠雄氏の設計。水と緑とコンクリートのモダンな建物が点在する空間は、散歩しているだけでも心がおどる美しい場所です。特に「奇跡の星の植物館」は人工美と緑が融合した美しい場所で、植物に興味が無い方でもその魅力を十分に感じることができます。
また、あまり知られていませんが、淡路夢舞台の夜景も最高です。水路や噴水がライトアップされ、スタイリッシュなコンクリートの建造物に囲まれた風景は必見。是非、夜の散策も楽しんでください。
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(2023/12/3更新)
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