沖縄本島から日帰りも!阿嘉島でケラマブルーの海を堪能

沖縄本島から日帰りも!阿嘉島でケラマブルーの海を堪能

更新日:2015/10/15 17:12

那覇市から西に40kmの海上に点在する大小20あまりの島々からなる慶良間諸島。慶良間の海は世界トップクラスの透明度を誇り、その海の美しさは“ケラマブルー”と称され、ダイバーに人気のスポットです。那覇から日帰りで行けるため、2014年に国立公園に指定されてからは、ダイバーだけでなく国内外の観光客が増えている、注目のエリア。今回は、海の美しさだけでなく離島本来の素朴さが残る阿嘉島をご紹介致します。

那覇の泊港(とまりん)から高速船で50分

那覇の泊港(とまりん)から高速船で50分

提供元:Chai hata

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阿嘉島(あかしま)は、慶良間諸島の中でも最も西に位置している人口300人ほどの小さな島。那覇の泊港(通称とまりん)からフェリーで90分、高速船で50分です。

フェリーは1日1〜2便、高速船は2〜3便、毎日運航。時期によって運航ダイヤが異なるので、旅行を計画する際は事前に座間味村の公式サイトで運航ダイヤを確認しておきましょう。

また、フェリー・高速船共に、2ヶ月前から乗船の予約を受け付けているのですが、高速船は人気のため、時期によってはすぐ予約が埋まってしまう事も。日帰りの場合は高速船を上手く使うと時間の節約になるのでオススメです。

那覇〜阿嘉港料金(片道)
フェリー ざまみ:大人 2,120円、小児 1,060円
高速船 クイーンざまみ : 大人 3,140円、小児 1,570円

息を飲むほど美しい青のグラデーション

息を飲むほど美しい青のグラデーション
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阿嘉島で最も有名かつ人気のスポットといえば、ニシハマビーチ。
ビーチに降りる階段から見下ろす海の青さは息を飲むほど。深い青色からエメラルドグリーンまで、グラデーションの美しさは離島の自然環境ならでは。

ニシハマビーチはスキューバダイビングのスポットとしても人気で、沖の方では何台もの小型船が停泊しています。海の透明度が高いこのビーチでは、シュノーケルでも十分に熱帯魚やサンゴ観賞を楽しむ事ができます。岸近くは浅い砂浜が続きますが、沖に向かうにつれて深くなり、潮の流れが早い場所もあるため、必ずライフジャケットを着用してシュノーケルを楽しみましょう。

シュノーケルや日よけのパラソル、テント等は島のショップでレンタルできます。阿嘉港近くのショップで自転車やバイクをレンタルできるので、併せてシュノーケルセットもレンタルするのが便利。
※阿嘉湾からニシハマビーチへは徒歩だと20分程度かかるので、日帰りの場合、自転車をレンタルするのがベター

少し足を延ばしたビーチで出会える龍宮城

少し足を延ばしたビーチで出会える龍宮城

ニシハマビーチに行かれた事のある方や、もっとシュノーケルを楽しみたい!という方には、島の北西にあるクシバルビーチをオススメします。

クシバルビーチは阿嘉港から少し離れているため、スクーターをレンタルするか民宿の車で送迎してもらいましょう。(スクーターや車で約30分程度)

遠浅の海を沖にある岩山に向かって進んでいくと、龍宮城と言っても過言ではない程のキレイなサンゴ礁が辺り一面に広がります。サンゴの周りには無数の熱帯魚の群れ。普段、スキューバダイビングを楽しまれる方もきっと驚かれるはずです。シュノーケリングポイントの水深はあまり深くないため、サンゴを傷つけないよう、マナーを守って楽しみましょう。

離島本来の素朴さ。ゆったりとした島時間に癒される

離島本来の素朴さ。ゆったりとした島時間に癒される
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阿嘉島は同じ慶良間諸島の座間味島や渡嘉敷島と比べると飲食店も少なく、お土産屋さんやスーパー、コンビニエンスストアもありません。宿泊も基本は民宿ステイ。慶良間諸島が国立公園に指定されるまでは、観光客もあまり見かけない島でした。

そんな島だからこそ、今でも沖縄の離島本来の素朴な雰囲気と豊かな自然が残っており、南の島ならではの、ゆったりとした時間の流れを感じることができるでしょう。

また、阿嘉島には天然記念物のケラマジカが生息しています。本州で見られるニホンジカよりも小柄で、ハート模様にみえるお尻が特徴のこの鹿は、夜行性のため、夜になるとビーチに現れるのですが、昼間でも、道路から林の方を見ていると、たまに見つけることができます。ただし、見つけても近寄らず、そっと遠くから、その愛らしい姿を見て癒されましょう。

那覇から日帰りで、一味違う沖縄ステイを楽しむ

那覇から高速船で50分、沖縄本島ステイとは一味違う、豊かな自然と、素朴な島時間を堪能できる島、阿嘉島。沖縄旅行に行かれる際に日帰りで一度、訪れてみてはいかがでしょうか。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/07/17−2015/07/22 訪問

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