お尻で相撲を取る!?伊東温泉・天下の奇祭「尻つみ祭り」

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お尻で相撲を取る!?伊東温泉・天下の奇祭「尻つみ祭り」

お尻で相撲を取る!?伊東温泉・天下の奇祭「尻つみ祭り」

更新日:2015/10/05 17:58

sachieのプロフィール写真 sachie 伊豆史女

日本三大温泉のひとつに数えられる伊東温泉郷。海と山に囲まれた自然豊かな観光地です。
今回紹介する「尻つみ祭り」は、鎌倉幕府を治めた源頼朝と、その最初の妻とされる八重姫が、逢瀬を楽しんだと言われる「音無神社」で、毎年11月10日に開催されます。祭りでは、お尻を突き合わせて対戦する「尻相撲大会」などのイベントが盛り沢山。
「天下の奇祭」と異名を告げる、伊東温泉「尻つみ祭り」をご紹介します。

風格漂う、由緒ある神社

風格漂う、由緒ある神社

写真:sachie

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こちらが、今回ご紹介する「尻つみ祭り」の舞台となる音無神社です。この神社は、温泉地として知られる伊東市の中心部に位置し、古くからこの場所に鎮座しています。

ここの祭神は「豊玉姫命(とよたまひめのみこと)」と言う女性の神様。お産が軽かったことから「安産の神」「育児の神」として崇められています。無事に赤ちゃんが生まれたなどのご利益のお礼として、社殿の上には穴の空いた無数の柄杓が見られ、厚く信仰されていることが分かります。

一般的な祭りは、明るい時間帯に行われますが、変わったことに尻つみ祭りの開催時間は、夕方の18時から。諸説ありますが、ここの神が、子供を産むため産殿へ入る前に「あが生まむところを見給うなかれ」(見てはいけない)と申し付けた古事から、暗闇で祭りが行われるようになったそうです。

さて次は、世にも奇妙な不思議な祭りの始まり始まり!

えっ本当に!度胆抜く催し!

えっ本当に!度胆抜く催し!

写真:sachie

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まず始めに社殿の灯火を消して、真っ暗闇の中で参列者が隣の尻を摘まんで合図。
そして、お神酒の盃を回す祭儀が行われます。これは、古くから続く神事で、厳かに執り行われます。その次に催されるのが、こちらの「尻相撲大会」です!
これは、天下の奇祭に相応しいイベントで、最も盛り上がる催し。一見、馬鹿げたようにも見えますが、1975年から続いている伝統ある催し物なんです。

ここ伊東市は、温泉が湧き出る湯の街。そのため、面白いことに、タライが土俵!
挑戦者は、タライの上に対戦相手と背中併せて立ち、お尻を突き合わせて勝負に挑みます。
勝負の前に、リズミカルなお囃子の演奏がされ、それに続く「どどんがどん!」と言う掛け声でお尻を突き出します。これはちょうど、お囃子のリズムに合わせて踊っている最中!
勝敗の行方は、どうなることでしょうか?

一本勝負!大人も夢中になってしまう白熱した戦い

一本勝負!大人も夢中になってしまう白熱した戦い

写真:sachie

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激しくお尻を突き合わせた瞬間、勝負が決まったようです。どうやら、手前の人が負け。
土俵は、約1m程しかなく、タイミングを逃すとすぐに落ちてしまいます。
大会は、トーナメント形式で行われ、観光客の飛び入り参加大歓迎!! なので「やってみたい!」と言う人は、ためらわず絶対にチャレンジしてみて下さいね!
タライは、滑りやすいので裸足で挑むのがコツです。

尻相撲は行司さんや審判が見守るなか行われ、時には「物言い」が付くなど、本物の相撲さながら。凄まじい戦いですが、終わるたびに、何故か笑顔がこぼれてしまう不思議なイベントです。

おわりに

尻つみ祭りは、11月10日の1日限定です! 開催時間は、夕方からなので、音無神社の近くにある、温泉旅館やホテルに宿泊すれば、ゆっくり見られ、温泉も楽しめます。
祭りでは、無料でお汁粉が振る舞われるなど、おもてなしのサービスもありますよ。

尻相撲大会に参加すれば、日頃の溜まったうっぷんも、きっと吹き飛んでしまうはず!!
祭りを見ているだけでも、気分がスッキリしますよ。
是非一度、天下の奇祭と謳われるユニークな「尻つみ祭り」へ出掛けてみませんか?

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/11/10 訪問

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