写真:東郷 カオル
地図を見る旭岳は標高2291m、北海道の最高峰。高い山ですが、ロープウェイで山麓駅(標高1100m)から姿見駅(標高1600m)までアクセスでき、残りは500mほどですので比較的楽に登山を楽しむことができる素晴らしい環境で、シーズンには大勢の観光客で賑わいます。
ロープウェイの山麓駅のすぐそばには今回ご紹介する“旭岳万世閣ホテルディアバレー”の系列ホテル“旭岳万世閣ホテルベアモンテ”があります。「ロープウェイに近いベアモンテのほうがいいんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、ディアバレーはロープウェイまでの徒歩15分という距離を補って余りあるほどプラスポイントが多いホテル。今回は登山だけではなく寛ぎも重視したい方に、ディアバレーの魅力をご紹介します。
写真:東郷 カオル
地図を見るディアバレーは旭岳ロープウェイの山麓駅まで徒歩15分ほどの場所にあります。通りから少し入った場所にありますのでとても静かで森に囲まれているような立地。駐車場も広く、旅行の時にしか運転しないペーパードライバーの方でも駐車しやすいのもポイント。
建物に入ると木のぬくもりを随所に感じる暖かい雰囲気の内装で、華美ではありませんがソファーもしっかりしていて質が良いものを使われています。ラウンジには無料のコーヒーサービスやパソコンも用意されていますので、少し早く到着してもここで過ごすのも素敵です。
コンシェルジュデスクは2席。大きなホテルのようなありきたりの対応ではなく、会話を楽しみながらチェックイン・チェックアウトができるのも温かみがあって好印象です。ここでお天気の情報なども得られます。チェックインの際に夕食時間と朝食時間の指定をしますが、「朝食はお天気次第で時間を変更するかもしれません」といった要望も伝えておくと対応してくれます。
写真:東郷 カオル
地図を見るこちらは2階のコミュニケーションスペース。ディアバレーは3階建ての山小屋風ホテルで、26室という数少ない部屋数。限られた宿泊客に寛いでもらうために、メインラウンジやマウンテンビューラウンジ、2階のコミュニケーションスペースなどに、かなりの面積を割いています。この他に3階には旭岳を望むヒーリングスペースが設けられ、ディアバレーチョイスのCDがリクライニングチェアでのんびりと楽しめるような空間もあります。このあたりの空間の取り方が系列のベアモンテとは異なるところ。ベアモンテは客室が107室ある大きなホテルです。ディアバレーとベアモンテか迷われている場合は、規模やホテルでの過ごし方で選ぶと良いでしょう。
ディアバレーはラウンジもコミュニケーションスペースもじゅうぶんな余裕があり、そもそも客室自体が少ないので、混雑していて寛げないといったことも皆無。大箱ホテルが苦手な方には理想のホテルです。
写真:東郷 カオル
地図を見るディアバレーで一番広い部屋がこちらの和洋室で、52平米の広さがあります。ツインルームに4畳の和室と窓に面した長いソファーがあるフローリングのスペースがあり、ファミリーや部屋でゆったりと過ごしたい人に人気の部屋。ですが、このタイプの部屋は1室しかありませんので狙っている人は早めの予約をおすすめします。
2台のベッドと2組の布団が用意されており最大4名まで泊まれますが、4名でもじゅうぶんな広さがあります。
写真:東郷 カオル
地図を見るディアバレーに宿泊すると、系列ホテルのベアモンテの浴場も無料で利用できます。チェックイン時にフロントでチケットをもらって、利用する際にベアモンテのフロントに渡します。タオルはベアモンテのフロントで貸してもらえます。
チェックインまでに時間を持て余している方は、フロントで先にチケットをもらえないか聞いてみるのも良いでしょう。また翌日の旭岳登山の後に利用するのも良いですね。
ディアバレーは旭岳ロープウェイの山麓駅まで徒歩15分かかりますが、宿泊客はベアモンテの駐車場を利用することが許されています。ただし利用する際はベアモンテのフロントに一声かけることをお忘れなく。トップシーズンは町営駐車場は大変混み合いますが、ディアバレーの宿泊者はすぐそばのベアモンテの駐車場も選択肢にあるというのはありがたいですね。
ディアバレーでは、早朝コンシェルジュ横に旭岳ロープウェイから届く情報が掲示されますので、登山やトレッキングの参考にしましょう。ホテルスタッフの方々も地元の方なので、山の様子をホテル前から確認してアドバイスしてくれることもあります。お天気によって朝食時間を変更したい場合も相談してみると良いでしょう。レストランが満席でなければ対応してくれます。
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(2024/9/18更新)
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