水元公園は江戸時代に造られた「小合溜(こあいだめ)」という全長3.5km、幅100mの遊水池に沿って広がるとても大きな公園です。この公園の中に20万本の花菖蒲が咲いていることで、今回はこの菖蒲が咲いている辺りをターゲットにして行きます。
「菖蒲」が咲き並ぶ田の中には木道が整備されていますので、わんちゃんも一緒に楽しく「菖蒲」を愛でながらお散歩ができる!
小合溜からたくさんの水路が園内に引かれていて菖蒲田がたくさんあります。カメラを構える人、近づいて愛でる人とたくさんの人が色とりどりの菖蒲を楽しんでいます。お弁当を持って芝生でゆっくり楽しむこともできます。運が良ければ笠を被ってたモンペ姿の花摘み娘にも出会えるかも!
葛飾菖蒲まつりのパンフレットには「曇りの午前中がオススメ!」と花菖蒲の写真撮影のアドバイスが書かれていましたよ。
花摘みした籠があちこちに!たくさんの零れ落ちた花びらも、まだまだ色鮮やかでついついのぞいてしまいます。
中には絵描きさんもいて、その腕前も凄い!リアルな花菖蒲と絵画の花菖蒲でとても癒されます。
所で「しょうぶ」と「あやめ」の違いってなんでしょう?
漢字で書くとどちらも一緒なんですが、咲く場所や背丈、花の大きさとか色々あるようですがパッとみた瞬間に区別できるのは、花の花弁!花弁の元を見るとしょうぶが黄色の目型模様、あやめが網目模様に!
「しょうぶ」でも江戸中期頃に、初の花菖蒲園が葛飾堀切に開かれ浮世絵にも描かれたという江戸系や、熊本で鉢植えの室内鑑賞向きに栽培されてきた肥後系、三重県松阪市から伝わる伊勢系とこれまた奥深い!公園内に詳しく書かれた看板もあったり、散歩しながら学べる公園でもあります。
花菖蒲をたくさん愛でた後に見る睡蓮の花。純粋に混じりけのない真っ白さに惹かれ、池の渕から眺めてみます。蕾のままのもの、少しだけ開き始めた花、思いっきりひらく花と、睡蓮のそれぞれの美しい形が楽しめます。
睡蓮を囲むようにイネ科のマコモが群生しています。
チョット雑学→マコモの実は食用ともなり、アメリカインディアンが食べるワイルドライスもマコモの仲間の1つ。
神社で行われる「茅の輪くぐり」という神事で使用される”茅の輪”の材料に、刈り取ったマコモが使われます。
他にも紫陽花が咲いてるエリアもあって季節感たっぷり!この時期に楽しめる花が公園内で満喫できるのも「水元公園」ならではです。
平成30年の菖蒲まつりは平成30年6月1日(金曜日)から6月20日(水曜日)までですが、毎年6月下旬頃まで花菖蒲は楽しめます。土日は大勢の来客が見込まれますが、園内はとても広く菖蒲以外にもあじさい、ポプラ並木もありゆっくりと散策を楽しむことができます。(公園は入場無料)
梅雨の合間を楽しむ散策ルートにオススメです!
お気に入りの菖蒲を見つけてくださいね。
わんちゃんとご一緒の方
公園内にドックランがあります。お散歩に飽きちゃったわんちゃんは、ドックランで思いっきり走る事もできます!但しドックランは登録制ですので必ず犬鑑札および該当年度の狂犬病予防注射済票の2点をお持ち頂き申請して下さい。(無料)
水元公園菖蒲田エリアへのアクセス
JR常磐線・東京メトロ千代田線金町から、京成バス(戸ヶ崎操車場または西水元三丁目行き)「水元公園」下車徒歩5分
土日祝のみ 南口から(水元公園循環バス)で「はなしょうぶ園」下車徒歩1分
駐車場有(有料)
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(2024/9/18更新)
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