「世界の車窓から」の風景が楽しめるスイス登山列車の旅はハイジの世界そのもの!

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「世界の車窓から」の風景が楽しめるスイス登山列車の旅はハイジの世界そのもの!

「世界の車窓から」の風景が楽しめるスイス登山列車の旅はハイジの世界そのもの!

更新日:2015/10/14 11:31

ろぼたんのプロフィール写真 ろぼたん 週末の旅人、北国グルメ推進委員会

スイス・アルプスから連想するもの…。『ハイジ』を思い浮かべた人はいませんか?
ヨーロッパの人々の中でも屈指のリゾート地として人気のスイス。アニメや本で世界観に触れて、いつか見てみたいと思ったハイジの世界は実際にスイスで出会えます♪

ハイジが飛び出してきそうな美しいアルプスの景観を登山列車で駆け抜けてみませんか?
『世界の車窓から』の風景を経験できるユングフラウヨッホを目指すルートをご案内します!

バックミュージックは『世界の車窓から』?登山列車でユングフラウを目指そう!

バックミュージックは『世界の車窓から』?登山列車でユングフラウを目指そう!

写真:ろぼたん

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世界各国の鉄道からの風景を放送している『世界の車窓から』。鉄道を巡るさまざまなドラマと美しい風景に思わず魅入ってしまうファンの多い番組ですよね。そんな景色の一つを楽しめるのがスイスの登山鉄道。アルプスの絶景を巡るルートが多数存在するスイスは、鉄道ファンならずとも感動する車窓からの景色を味わえます。

ユングフラウヨッホ駅はヨーロッパで一番高い場所にある駅で、そこを目指すルートはスイス鉄道の旅のハイライト。アルピニストが憧れるスイス・アルプスのユングフラウ、メンヒ、アイガーといった代表的な3つの山を堪能でき、世界自然遺産の広がる氷河の世界まで観光客を連れて行ってくれます。ユングフラウ始発駅、クライネシャイデック駅までのルートはラウターブルンネン経由の西回り・グリンデルワルド経由の東回りルートの2つ。今回ご案内するのは東回りのルートです。

アイガーの北壁が目の前に!大迫力の絶壁!

アイガーの北壁が目の前に!大迫力の絶壁!

写真:ろぼたん

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標高1034mに位置するグリンデルワルドはアルプス登山の出発点。年間100万人以上の旅行者やハイカーが訪れるスイスを代表するアルペンリゾートです。アルプスの美しさは本格的な登山だけでなく、ハイキングやトレッキングでも楽しめますが、体力や時間に余裕がない場合のオススメは登山列車での旅。列車での移動とはいえ、急激な標高差を伴いますので、体調管理は怠りなく。移動中はこまめに水分補給をとることを心がけましょう。

列車の窓に迫ってくる雄姿はアイガーの北壁。大迫力の北壁が有名なアイガーは多くの登山家の命を奪った山でもあり、憧れの山です。人を寄せ付けないような神々しさを放つ山々に向かって一路、登山列車は進みます。グリンデルワルド周辺のスイスの家はどこも窓には可愛らしい花でいっぱいに飾られ、まさに絵本や写真で見たかのような景観です。スイスは観光立国としての意識が高いため、どこを巡っても可愛らしいハイジの家や村の世界に出会うことができますよ。

ペーターはどこ!?転げ落ちそうな崖で草を食む羊や牛に注目!

ペーターはどこ!?転げ落ちそうな崖で草を食む羊や牛に注目!

写真:ろぼたん

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可愛らしい家がある集落を後にして進むと車窓に見えるのは森林と大迫力のアルプスの山。時間帯によってはスイスならではの牧畜、「移牧」の様子を見られることも。写真はまっすぐに人が立つのが難しい崖のような場所に生える牧草を食べる羊たち。羊飼いのペーターがいるかもしれない…そんな気もする景色です。

移牧とは季節的に家畜を移動させる牧畜業のこと。スイスでは家畜を山の標高差を利用して垂直方向に移動。夏にはペーターのような牧童を伴って2000〜3000mの山地へと登り、家畜を放牧。雪が積もる冬に山麓へと下るという形態をとっています。スイスは国土のほとんどが山岳地帯で耕地面積はわずか10%ほど。雪解けとともに順繰りに新鮮な牧草を求めて移動する牧畜はスイスにうってつけ。山腹にある夏季の放牧場のことを「アルプ」というため、このアルプが沢山あるから「アルプス」といわれるようになったという説もあります。

この牧畜業から生まれた料理がチーズ・フォン・デュです。チーズを鍋の中に入れて熱し、溶けたチーズをパンや野菜をつけて食べるスタイルは日本でもお馴染みですよね。本場のチーズ・フォン・デュはチーズとワインの組合せが最高。また、牛たちが首につけているカウベルもお土産として売られています。車窓から賑やかにカウベルを鳴らしながら移動する牛たちの牛追いの瞬間などに出会えることもありますよ。

森林限界を車窓から眺める!

森林限界を車窓から眺める!

写真:ろぼたん

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針葉樹林のとんがった木々の林を抜けると、どんどんと木々の背丈が低くなっていきます。天然のベリーの木が茂る様子を眺めながら進むと森林限界にやってきます。森林限界を超え、雲の上までやってきてしまうスイス・登山列車。ダイナミックに変わっていく車窓からの景色はいつまでも飽きることはありません。

春は黄色の花が咲き乱れ、夏は種類豊富な高山植物に出会え、秋には紅葉、冬にはどこまでも大雪原の真っ白な世界が広がり、いつ訪れても自然の美しさに出会えます。大迫力のアルプスの山々と氷河は年中通して感じることができるため、スイスのベストシーズンはどういったアクティビティを楽しみたいかによって変わるといっていいでしょう。

ヨーロッパNo.1の展望ユングフラウヨッホへ クライネシャイデックで乗換え

ヨーロッパNo.1の展望ユングフラウヨッホへ クライネシャイデックで乗換え

写真:ろぼたん

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ヨーロッパで一番高い場所にあるユングフラウ駅へは、クライネシャイデック駅で乗換えることになります。この駅はスキーやハイキングなどを楽しむ拠点となっています。この辺りからは特に高山病に注意が必要。いつも以上にゆっくりと動くことを意識しましょう。駅舎レストランではアイガー北壁の雄大な姿を見ながら食事することができます。また、駅前にはホットワインやソーセージ、レシュティ(ジャガイモに焦げ目をつけたスイス定番料理)、ラクレット(チーズの断面を直火で温め、溶けたところをナイフなどで削いでジャガイモなどに絡めて食べるハイジでお馴染みの料理)の屋台が出て賑やかな雰囲気です。少ない軒数ながらホテルもいくつかあるので、観光客の少ない朝イチでの散策、スキーやハイキングを楽しみたい人は宿泊もオススメです。

日本からのツアーなどでもこの駅舎レストランでの昼食がついたものが多いのですが、この駅をはじめ、観光地のレストランや売店ではスイスフランだけでなくユーロも使用可能です。その場合のお釣はスイスフランで渡されます。また、少額でもクレジットカードが利用可能。スイスは物価が高い国ではありますが、短期間の旅行の場合はスイスフランをさほど用意しなくても困ることはないでしょう。

ユングフラウヨッホを目指す登山列車を楽しもう!

スイス観光の定番でもあるユングフラウヨッホを目指す登山列車は、チケット代が高いことでも知られています。ツアーでスイスを訪れる際、オプショナルとなっているときには追加するかどうかを悩まれるかもしれません。現地でオプショナルを追加できる場合や自分で手配できる場合は、個人旅行と同じように天候を見て利用を決めてもよいかも。ただしハイシーズンの場合は早めに行動しないと、多くの観光客が同じことを考えているため、思った時間でのチケットの入手が難しくなります。天候はまさに運次第。ただし天候に恵まれれば、絶景との出会いが確実に味わえる登山列車の旅はお値段以上の価値がありますよ。一生に一度は体験したい思い出に残る絶景列車の旅が楽しめます。

クライネシャイデック駅からユングフラウ駅まではユングフラウ鉄道に乗換えます。そこでの抑えたいポイントはMEMOにリンクした別記事をご覧ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2012/09/15−2013/06/08 訪問

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