サンミゲル市場はマドリッド旧市街の中心にあるマヨール広場の隣にあります。マヨール広場の情報はメモをご参照ください。
ソル駅に着けば、あちこちにマヨール広場の矢印がありますので、簡単に見つかるでしょう。マヨール広場は、マドリッド観光のポイントで必ず上位にランクされていますから。ソル駅には地下鉄の1番、2番そして3番が通っています。マドリッド地下鉄地図はメモをご覧ください。
営業時間は、日曜から木曜までが10時から24時まで。
金曜から日曜は10時から夜中の2時まで。
クリスマスと年末は営業時間が不規則になりますので、その時期に訪問計画をたてる際には営業時間をサンミゲル市場ホームページでご確認ください。メモをご参照のほど。
市場の中には、ざっと数えて30から40店舗が入っています。大方はタパスもしくはワインが主の食べ物や飲み物の屋台やレストランですが、肉、魚、チーズ、野菜、パン、ワイン、お菓子、調味料などを販売している屋台もあります。もちろんその場でお皿に出してもらって食べるということも可能です。肉や魚売り場では、これをこういう風に調理してと注文するとその場でやってくれます。どんなに人が多くても、サービスが早く注文もおつりも間違えることがまず無いので、スペインの食文化への意識の高さを感じます。
日本でよく知られているスペインのワインと言うと、リオハ産の赤ワインやトーレス社の白ワイン、更にはスパークリングワインのカバにシェリー酒あたりでしょうか。
リオハ産ワインは輸出用に作られるものが多く、お値段も多少高いです。スペイン内ではそれほど人気がある訳ではないものもあります。そんな高いワインよりも、日本で見かけないけれども大変美味しい当地のワインセラーで作られるワインを是非試してください。スペインはワインの国です。たとえ多少お安いワインでも、不味いものを出してくるマドリッドのバルは滅多にありません。
この際に色々テーストしてみるのもいいでしょう。
エンパナーダスとは、具が入った揚げパン若しくはパイで、日本で食されているもので似ているのが、肉まん、揚げパン、ピロシキ等です。スペインとポルトガルがあるイベリア半島で作り始められたと言われる説が普及しています。南米や南ヨーロッパでは自分の国で作り始められたと主張する人もいますが、真実の程は分かりません。
生地はパイ生地、イースト生地もしくはビスケット生地と様々です。生地は小麦粉やとうもろこしの粉とバターやオリーブ油で作られます。中身は甘くなく、塩味が主流です。材料はチーズ、肉、ツナ、野菜とこれまた様々です。形も国や地方によって異なります。片手で持てる小さめに作られたものもあれば、ケーキ皿にのってパイのように作られているものもあります。
エンパナーダスはマドリッドのタパスバルやレストランでよく見かける一品です。一個1ユーロから3ユーロ程です。お茶のお供のおやつになりますし、ワイン片手におつまみとしても最高です。
サンミゲル市場は場所柄観光客が多いですが、マドリレーニョ(マドリッド人)にも大変人気のあるバルです。週末にたくさん遊ぶマドリレーニョは、月曜や火曜には比較的出かけず静かにしている人が多いようですが、木曜の夜からまた活動が始まります。
サンミゲル市場で食事前の一杯を飲みながらおつまみを楽しむもよし、お腹に入る限りのスペイングルメ食に挑戦するもよし、絶対楽しい時間が過ごせることを保証いたします。
この記事の関連MEMO
- PR -
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索