英国新聞ガーディアンが2008年に発表した「世界で最も美しい本屋」ランキングに見事トップ10入りした「ドミニカネン」。もともとは建造700年以上という歴史をもつ教会でしたが、2006年にそのままの姿を残して、美しい本屋として生まれ変わりました。
「ドミニカネン」があるのは、旧市街のフレイトホフ広場。あたりにはオランダ最古の教会の1つである聖セルファース教会・聖ヤンス教会が建ち、マーストリヒトの中でも特に美しいエリアです。
外観からでは、本屋とは想像もつかない「ドミニカネン」。教会の面影を所々に残した内装の美しさにはため息が出るほどです。中央を吹き抜けのままにした高い天井にはフレスコ画が残り、とても開放的な空間になっているのが印象的です。
教会のかつては祭壇であった場所にはカフェが併設されているので、このカフェで読書をするのも素敵ですね。歴史とスタイリッシュモダンの融合が、厳かで静寂な空間を作り出しています。
マーストリヒトの中心部はショッピングストリートがひしめいており、とても華やかなエリアになっています。洋服や靴・アクセサリーなどのショップやギャラリーが軒を連ねています。センスの良いセレクトショップがいっぱいなので、セールが行われるクリスマスシーズンはお得なファッションアイテムが見つかるかも!?
11月中旬から始まるクリスマスセールの時期を見計らって買い物に訪れるのは、地元の人だけではありません。ドイツやベルギーからのアクセスも良いので、バケーションで訪れる隣国からの観光客も多いです。
町の中心の「マルクト」と呼ばれる大きな広場には、17世紀に建造された市庁舎があります。市庁舎には入口が2つ設けられています。その理由は、市庁舎建造当時にマーストリヒトには2つの勢力が対立していたため。それぞれが別々の入口を使用していたからなのです。
旧市街の散策はこの市庁舎を起点としてフレイトホフ広場、マース川沿いの聖母教会と、反時計周りに散策するのが効率の良いまわり方です。
マーストリヒトでは、毎年11月から12月までクリスマスイベントが開かれます。「マジカルマーストリヒト」と呼ばれるこのイベントでは、市庁舎のあるマルクトやフレイトホフ広場を中心に町中がクリスマス一色に!きらびやかなイルネーションやドーナツ・ワッフル・グルーワイン・フリッツなどの屋台、観覧車やスケートリンクが登場し、夜遅くまで賑やかなムードに包まれます。
美しい旧市街の町並みに洗練された雰囲気がミックスした不思議な魅力のあるマーストリヒト。見ごたえのある建築物も多く、冬のイベントも目白押し!そんなマーストリヒトで特別なクリスマスを体験してみませんか?
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