ロンドンの学べるホラースポット「クリンク刑務所博物館」

| イギリス

| 旅の専門家がお届けする観光情報

ロンドンの学べるホラースポット「クリンク刑務所博物館」

ロンドンの学べるホラースポット「クリンク刑務所博物館」

更新日:2017/11/09 18:31

道明寺 彩希のプロフィール写真 道明寺 彩希 穴場発見さまよいライター、地元のグルメ伝道師

1144年から1780年にイギリスに実在したもっとも悪名高き「クリンク刑務所」。その社会的・政治的背景を現代に紹介すべく再現されたのが、「クリンク刑務所博物館(The Clink Prison Museum)」です。それも再現されたのは、刑務所が最初にあった場所。ロンドンで一番様変わりした近代的なこのスポットで、中世の時代の恐ろしい世界を学びませんか?今回は、一風変わった博物館をご紹介します。

博物館として再現されている、「イギリスでもっとも古く・悪名高き刑務所」

博物館として再現されている、「イギリスでもっとも古く・悪名高き刑務所」

写真:道明寺 彩希

地図を見る

「クリンク刑務所博物館」は、12世紀から18世紀のイギリス牢獄の様子や本物の監獄の備品を再現した場所で、実際に存在した刑務所の跡地に存在します。拷問や処刑に使われた物が展示されており、知られざる過去の残酷なシーンが再現されています。中は薄暗くてはリアル。この辺りは16世紀頃、ロンドン一の歓楽街で、闘犬場、賭博場、売春宿、劇場など、ありとあらゆる娯楽施設が集まっていた所で、犯罪も多発していました。その結果、社会的・宗教的・政治的に反逆者とみなされた多くの人々が、刑務所に投獄されました。

「クリンク」!名前の由来

「クリンク」!名前の由来

写真:道明寺 彩希

地図を見る

刑務所の名前についている「クリンク」は、囚人に手かせをつける際の、鍛冶屋のハンマーの響きとも、囚人の足かせを引きずる音とも言われています。

博物館を入るとすぐに、妖しげな人形たちがいて、その名前を物語るように鍛冶屋が待機。いきなりの対面に「ドキッ」としてしまいます。写真で並んでいるのは「爪はがしの道具」。つい想像してしまい、身の毛がよだつ思いがします。ショーケースに入っていない展示物は、触ることができるので、実際の重みや感触を体験してみて下さい。(その重さや冷たさから、囚人達ちの苦悩が想像できます。)

「平和な時代に生きられることに感謝」してしまう瞬間

「平和な時代に生きられることに感謝」してしまう瞬間

写真:道明寺 彩希

地図を見る

この地では多くの公開処刑が行われたり、残酷な行為が繰り返されました。実際、現在でもこの近くには「人骨塚」が存在していますが、その詳細を目の当たりにするのは、ちょっとショッキングな事。華やかなロンドンの過去を振り返らざるをえません。しかしながらお化け屋敷ではないので、変装している人が物陰から脅かすとか、人形が動くということはないので、安心して見学が可能。怖いけれど、顔をそむけずに歴史に基づく事実を学んでみる。平和な時代に生きられることを感謝してしまう瞬間です。

修学旅行にも推奨されるこちらの場所

修学旅行にも推奨されるこちらの場所

写真:道明寺 彩希

地図を見る

「クリンク刑務所博物館」は、毎年多くの修学旅行者を受け入れており、教育の場としても利用されています。それは、犯罪と罰に関して良い学びの場となるため。事前に申し込みをすれば、係員からの詳しい説明も受けられます。(詳細は、下記のMemoにあるホームページをご参照下さい)ガイドサービスを利用した場合、刑務所内にあった数々の規律についての説明がなされたり、収容者が犯した犯罪や、行われた罰についての具体的な例を学ぶ機会を得ることができます。

まとめとして

ただ怖いだけじゃない、何かを感じ取ることが出来る「クリンク刑務所博物館」。いかがでしたか?

地下鉄ジュビリーライン・ノーザンラインともに、どちらも「ロンドンブリッジ(London Bridge)駅」下車、徒歩10分の距離にあります。ウィンチェスター宮殿遺跡のすぐ後ろで、看板が出ているので、すぐわかる場所。こんな博物館は、日本ではお目にかかれません。周辺には「セントポール大聖堂」・「タワー・ブリッジ」・「テート・モダン」などの有名な観光地があるので、併せて観光されるのはいかがでしょうか。お勧めです。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/10/11 訪問

- PR -

旅行プランをさがそう!

このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpで複数旅行会社からまとめて検索!

条件を指定して検索

トラベルjp 旅行ガイド

トップページへ戻る

トラベルjpで一緒に働きませんか? 旅行ガイド編集部では運用サポートスタッフを募集中です!

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ