野柳は基隆からバスか車なら20分程度の道のり。奇岩を目指し多くの観光客が訪れる。最大のお目当ては「女王頭」と呼ばれる奇岩。駐車場は大型バスがひっきりなしに入場し、地元観光客はもとより、圧倒的多数の中国人観光客がひしめく。基隆港が近いため、クルーズ船の観光客も多数訪れる人気スポット。周辺には海鮮料理店が軒を並べる。
野柳地質公園に入場すると、しばらく亜熱帯樹林の散策路を散歩。ここには、「女王頭II」と名付けられた「女王頭」のコンクリート製レプリカがある。本物ソックリ。「女王頭」の長い行列にギブアップの方にはここが救済の記念撮影場所。
樹林をぬけると、視界が開け、紺碧の海と真っ青な空を満喫してほしい。野柳は海に突きだした岬で、ほぼ360度周りは海だ。ウッドデッキや歩行路が整備され、自然が保護されている。岬の細い部分を通過すると、お目当ての「女王頭」に人が集まっているのが見えてくるだろう。
「女王頭」の近くにも「象岩」など珍しい形の岩や、「キノコ群」がある。「きのこの山」というチョコレートが頭に塗られたお菓子を思いだす方もいるだろう。ダイナミックな奇岩風景を楽しんで欲しい。
観光客は「女王頭」に向かい、ウッドデッキに整然と並ぶ。岩の後ろ側が撮影ポイント。斜め後ろ45度が撮影角度で、髪の毛を後方に結い上げたような美しい女王を思い起こされるだろう。
ウッドデッキから降り撮影ポイントをさがしても、「女王頭」に見えるのは上記のわずかな角度のみ。ローマの「真実の口」と同じく、次の客は笑顔で撮影の番を待ってくれる。
待ちきれない方は、遠方の散策路から「女王頭」を遠景にいれ撮影するか、公園入り口付近の「女王頭II」が撮影ポイント。
周囲はキノコ状の奇岩が多数あり、気に入ったポイントで記念撮影ができる。「女王頭」のインパクトは強烈だが、他にも撮影ポイントは無数にある。
ところどころに展望台が設置されているので、雄大な景色を楽しんで欲しい。
海岸の浸食はキノコ状だけでなく、面白い形状をたくさん生み出しているので、楽しんで欲しい。岬は風が強く小物など飛ばされないように注意が必要だ。
紺碧の海、青い空、キノコのような奇岩、「野柳地質公園」の大パノラマを満喫してほしい。潮の香りいっぱいの岬の散策は、期待を裏切らないだろう。そんな絶景の野柳を訪問してみてはいかがだろう。
野柳は温泉のある陽明山、基隆、九份や十分にも近く、旅行社がこれらを効率よく組み合わせたツアーを多数提供しているので、検討してみてはいかがだろう。
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(2024/10/15更新)
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