写真:藤田 聡
地図を見る箱根美術館の紅葉は、箱根を代表する絶景なので、見頃時期には開館前から大行列。しかし、実はこれはチケット購入の列なので、前売り券や強羅公園共通券を持っていれば入場口に直接行けます。
箱根美術館に入ると、いきなり前方に紅葉名所の苔庭が出現します。大行列の人々が全員入場すると苔庭も大混雑するので、大急ぎで苔庭に向かいましょう。紅葉時期は左回りで一周出来ますが、最後はこの場所に戻ってきます。じっくり鑑賞すると苔庭も空いてくるので、何周もして徹底的に紅葉狩りしましょう。
写真:藤田 聡
地図を見る箱根美術館の紅葉は、まさに自然が作り出した美術品のような美しさで、それ自体が芸術作品に思える程。もちろん、美術館なので館内も必見ですが、秋の紅葉の見事さは京都にも決して負けない断然おすすめの紅葉名所。圧倒的な美しさを、存分に鑑賞しましょう!
特に日本一の品種が揃っているという自慢の「苔庭」には、200本の紅葉があり最大の見所。晴天の日には、苔の緑と紅葉の赤や黄色に青空が加わり、色と光の三原色が揃い猛烈な絶景。石畳の遊歩道に誰も居ない風景は、朝一番乗りした人だけが見る事が出来る、貴重な光景です!
写真:藤田 聡
地図を見る箱根美術館の紅葉時期には、ケーブルカーの公園上駅北側に臨時の無料大駐車場を開設。紅葉の箱根と言えば混雑するイメージなので、開館の何時間も前に向う人も多いと思われますが、スムーズに駐車出来て拍子抜けする程です。
折角スムーズに来たのですから、このままスムーズに紅葉を楽しみましょう。箱根美術館は開館前から大行列しているので、開園が30分早い強羅公園西門に向かい共通券を購入。共通券なら強羅公園はフリーパスになり再入場可能なので、先に少し見て、箱根美術館の紅葉を見た後で、残りを見る事も可能です。
強羅公園の紅葉は、写真の「ホットテイクアウト」と呼ばれる売店前がおすすめ。強羅公園は急斜面にあるので西口から下まで行くと、箱根美術館へ行く時に延々登り坂になり大変。下半分は後で見る事にしましょう。
なお強羅公園は箱根登山鉄道の経営なので、箱根フリーパスを持っていれば強羅公園もフリーパス。共通券を買うと強羅公園の入場券が重複して無駄になるので、箱根美術館の前売り券を事前に用意しましょう。
写真:藤田 聡
地図を見る箱根美術館の紅葉を存分に楽しんだら、共通券やフリーパスで、再度強羅公園に行き下まで見ましょう。強羅公園で紅葉が一番素晴らしいのが、白雲洞茶苑と呼ばれる茶室付近。強羅公園の中程にありますが、入口は下部にあります。茶室に覆い被さるように、巨大な紅葉の大木があり、猛烈な美しさ。箱根美術館の紅葉とは異なる、スケール感や風情を楽しめます。
強羅公園の一番下には温室群があり、特にブーゲンビレア館がおすすめ。紅葉の後にブーゲンビリアの花見まで楽しめるとは、なんとも贅沢な気分。一般的にはブーゲンビリアですが、ブーゲンビレアは原語の発音に近い通な呼び方です。
箱根美術館や強羅公園の紅葉見頃は、例年11月中旬から下旬。紅葉狩りの後は、近くの箱根強羅温泉で入浴を楽しみましょう。おすすめは強羅駅西側の「薬師の湯 吉浜」で、本来旅館ですが日帰り入浴も積極的に行っています。内湯のみのシンプルな浴室ですが、裏手にあるケーブルカー強羅駅の発着音を楽しみながら、かけ流しの温泉が楽しめます。(定休日:月曜日)
箱根強羅温泉で宿泊するなら、大人気旅館の「季の湯 雪月花」がおすすめ。別記事で詳細に紹介しましたので、是非ご覧ください。(記事最後の「関連MEMO」内にリンクあり)
熱海温泉にあるMOA美術館は、箱根美術館の姉妹館で、紅葉が素晴らしい「茶の庭」で紅葉狩りを楽しめます。別記事で詳細に紹介しましたので、併せてご覧ください。
住所:神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300
電話番号:0460-82-2623
例年の紅葉見頃時期:(色づき始め)11月上旬、(最盛期)11月中旬〜11月下旬
紅葉ライトアップ:なし
アクセス:箱根登山ケーブルカー公園上駅下車徒歩1分
2018年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/11/9更新)
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