写真:藤田 聡
地図を見る熱海梅園の紅葉は、梅園五橋と呼ばれる5つの橋とコラボします。花見や紅葉狩りの目印になり、紅葉が多いのは双眉橋(そうびばし)橋と駐杖橋(ちゅうじょうばし)の周辺。特に駐杖橋は唯一の朱色の橋なので、紅葉と非常によくマッチします。
橋の外側から撮影するのが一般的ですが、早朝など人が少ない時には、その時にしか撮影出来ないという意味で、写真のように橋の真ん中で撮影するのも一法です。
写真:藤田 聡
地図を見る熱海梅園の紅葉は、見頃時期の色付きが素晴らしい上に、写真のように緑から、黄緑や黄色を経て、オレンジ色、朱色、赤とグラデーションが美しい事が特徴です。
写真撮影の際にも赤い部分だけを写すのではなく、多彩な色のグラデーションを考慮しましょう。今回掲載した熱海梅園の紅葉写真は、グラデーションの魅力が分かり易い写真を揃えました。
写真:藤田 聡
地図を見る熱海梅園の紅葉は双眉橋下流が素晴らしく、アップで撮影しても、写真のように対岸の離れた場所から撮影しても、何処から撮影しても本当に絵になります。紅葉見頃時期の熱海梅園最大の絶景スポットと断言出来ます!
実際には非常に狭いエリアですが、天候や時間帯による太陽の角度により、表情が様々に変化するので、想像以上に多彩なバリエーションの紅葉を楽しめます。
美しい紅葉を見るには太陽の角度が重要で、朝の斜光線から順光、昼間の半逆光から逆光で、全く別の場所と思える程です。写真は日中の半逆光状態で紅葉が透過光になり、彩りを一層増した場面。一つ前の写真は早朝の斜光線に、紅葉の上部だけが照らされた場面です。
写真:藤田 聡
地図を見る熱海梅園では紅葉の見頃時期に「熱海梅園もみじ祭り」が行われます。期間中は紅葉ライトアップが毎日行われ、点灯時間は16時30分から21時です。夕暮れ時の青空に、紅葉の赤や黄色や草の緑。色と光の四原色が揃った光景は、まさに絶景。天候にも左右されすに常に美しいので、紅葉ライトアップは断然おすすめです!
熱海梅園は、梅の季節以外は入園無料で24時間オープン。向かいの駐車場は、紅葉時期の昼間は普通車300円の有料ですが、17時からは無料になります。
熱海温泉を代表する紅葉名所は、今回紹介した熱海梅園の他にも、MOA美術館「茶の庭」があります。紅葉見頃はMOA美術館が11月下旬頃、熱海梅園も同時期から12月上旬まで。MOA美術館の紅葉については、別記事で詳細に紹介しましたので、是非ご覧ください。(記事最後の「関連MEMO」内にリンクあり)
修善寺温泉の紅葉見頃も同時期なので、併せて訪れるのがおすすめ。竹林の緑に紅葉の赤が映える「竹林の小径」や修善寺温泉の名前の由来になった修禅寺、修善寺自然公園もみじ林や、修善寺虹の郷など紅葉名所が勢揃いしています。修善寺温泉の紅葉についても、別記事で紹介しました。
熱海温泉の宿泊は、老舗ホテル「ホテルニューアカオ」の新館ロイヤルウイングや、リゾート気分満点のサンミ倶楽部がおすすめです。
住所:静岡県熱海市梅園町8-1
電話番号:0557-85-2222(熱海市観光協会)
例年の紅葉見頃時期:(色づき始め)11月中旬、(最盛期)11月下旬〜12月上旬
紅葉ライトアップ:2020年11月14日(土)〜12月6日(日)
アクセス:JR東海道新幹線熱海駅から相の原団地方面行きバス約15分、梅園下車すぐ
JR伊東線来宮駅から徒歩約10分
2020年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/1/24更新)
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