写真:大宮 つる
地図を見るまず初めに、「小野川不動滝駐車場」までの道がカーナビなどで表示されない可能性があるため、小野川不動滝までの道をご説明させていただきます。
「裏磐梯ビジターセンター」から「ホテルグランデコ」方面に向かって車を10分程度走らせます。しばらくすると、「小野川不動滝」という看板があるので、案内にしたがって小道を進んでいき、行きついた先が駐車場です。ビジターセンターからは15〜20分程度の距離です。
車から降りるとすぐそばに、小野川不動滝の入口。「滝なのにどうして木の鳥居があるのだろう」と疑問に感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
その答えは、滝への道を登りきった後で判明しますが、滝のすぐそばに「小野川大冷水不動尊」というお不動様が祀られているためです。滝の名前の由来も、お不動様が祀られているところからきています。
写真:大宮 つる
地図を見る木の鳥居をくぐると、しばらく整備されたなだらかな道。まさしく、神社の参道ですね。
滝までは原生林の中を進んでいきますので、木々の呼吸や土の香りなどを五感でたっぷりと味わってくださいね。
森林浴の効果が得られ、心身ともにリラックスした感覚になれます。
写真:大宮 つる
地図を見るなだらかな道の先には、約140段の石畳……!
そこまで急な石畳ではありませんが、雨の日や雨上がりは特にぬかるんでいたり、滑りやすかったりします。慎重に歩を進めていきましょう。
ヒールのある靴ではなく、スニーカーなど歩きやすい靴がベターです。
約140段の石畳を登り切ると、小野川不動滝まであと少し。200mほど歩くと、「小野川大冷水不動尊」が祀られる小さなお社が目に飛び込んできます。滝を眺める前に、この地一帯を守ってくださるお不動様にお参りされてみてはいかがでしょう。
お参りされたら、滝の目の前にある不動滝橋から、橋を渡り切った先からなど、落差約25mもの豪快な滝を眺めてみましょう。水量が多く、1日の量は6千トンもあるとか。山岳信仰が盛んだった昔は、修験の場所でもあったそうです。
滝の音に耳を澄ませ、滝つぼ周りに発生するマイナスイオンを浴び、大きく深呼吸をすると、さらにリラックス効果がもたらされそうです。
写真:大宮 つる
地図を見る写真:大宮 つる
地図を見る滝つぼのすぐ近くまで行けるのも、小野川不動滝の魅力の一つです。
お不動様が祀られているお社から右方向に行き、そちらの岩場から滝つぼ付近に降りることができます。岩場は大変滑りやすくなっていますので、足場を確保しながら、焦らず降りるようにしてください。
目の前でもの凄い勢いで水が落下する様、水面や岩にあたって発生する水しぶき……迫力満点。
マイナスイオンは滝つぼ付近で多く発生すると言われていますので、マイナスイオンのシャワーを存分に浴びましょう!
季節の見どころとしては、春・夏の時期は涼しく、爽やかな滝を味わうことができます。晴れていれば虹が見られます。
秋の時期は、紅葉と滝の美しいコントラスト。
冬の時期は、スノーシューを履いて探索をする方が多く、真っ白い雪の中の滝を鑑賞することができます。
季節によって様々な表情を見せてくれますので、何度も訪れたくなる滝ではないでしょうか。
小野川不動滝の散策のポイントをご紹介しましたが、いかがでしたか?
滝までは駐車場から片道徒歩20分、鑑賞する時間を含めても1時間から1時間半程度でまわることができます。気軽に行ける探索コースなのでオススメですよ。
裏磐梯に遊びに来たら、ぜひとも足を運んでみてくださいね!
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この記事を書いたナビゲーター
大宮 つる
青森生まれ・静岡育ち。神奈川・東京を経て、現在、さいたま住まい。神社仏閣やパワースポット、珍スポットなど地域の魅力を発掘し、お伝えしていきたいと思います。元気な男児の子育てに奮闘中。台湾が好きでよく行…
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