会津駒ヶ岳の登山口は、良質な温泉(温泉情報は下部のMEMOを参照ください)で有名な桧枝岐村にあります。駒ヶ岳登山口へはバスでもアクセスできますが、バス停から本当の!?登山口(滝沢登山口)まで車道を歩いて20分ほどかかりますので、車でのアクセスが良いと思います。
登山道は整備されており道迷いは置きませんが、日帰り登山の場合なら午前早くに出発したいところ。これは日が落ちるまで下山するのが容易という意味もありますが、忘れてならないことはこの山が「百名山」であるということ。休日は活況を呈し、駐車スペース(約30台)があっというまに埋まってしまうのです!
登山口から登ること約2時間で、美しい池塘とかわいい小屋が見えてきます。駒の小屋です。シーズン中は宿泊も可能ですが、注意が必要なのは素泊まりのみということ。寝具は持参は不要ですが、食料の持参は必須です。日帰りもいいですが、小屋付近はすでに森林限界を超えており眺めが良いので、時間に余裕がありましたら一泊するのもいいですね〜。
駒の小屋から山頂までは20分ですが、ちょっと周りに木が茂っていて山頂自体は眺めはそんなに良くありません。しかしご安心を。その先にさらに木道が伸びており、その奥にある中門岳(標高2060m)へのコースがもうひとつのハイライトなのです。もうアップダウンはないので、平坦な木道を風景や池塘を眺めながらハイキングを楽しみましょう。中門岳までは約30分です。
中門岳は、名前こそ「岳」ですが実際は池塘にその標識が立っています。木道はさらに奥まで伸びていますので、もう10分ほど歩いてみましょう。文字通り360度開けた(木道はここでぐるっと周遊する形になっています)池塘にたどり着きます。ここまで来る人は少なく、まさにアナタだけの空間です。しばし時を忘れましょう!
来た道を下山したあとは、桧枝岐村で温泉に入って疲れを癒しましょう。村営の共同浴場だけで3つもあります(一番バス停から近いのは駒の湯で、徒歩約7分です)。
公共交通機関でアクセスされる際の最寄りの電車の駅は、東武鉄道の「会津高原尾瀬口」です。そこから会津バスで駒ヶ岳登山口バス亭までいきますが、本数が少ないので事前に会津バスのウェブサイトで確認しておくことをお薦めします(下部MEMO参照)。もし食料などを調達したい場合は、前述の駒の湯の隣の建物(桧枝岐役場)の2Fが商店になっていますので、そこで準備するのが良いと思います。
ではお気をつけていってらっしゃいませ〜。
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(2024/10/14更新)
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