まずは山中湖の紅葉です。湖の南岸、旭日丘湖畔緑地公園で10月下旬〜11月上旬にかけて「夕焼けの渚・紅葉まつり」が行われます。日中の紅葉も素晴らしいですが、特にオススメなのが夜。祭り期間中はライトアップが行われ、闇夜に赤く染まったもみじの色が浮かび上がります。
さらに天気が良ければ、夕闇に浮かぶ富士山のシルエットと紅葉のコラボも楽しめます。この姿を拝めるタイミングは短く、日が沈んで少し経った頃が見頃です。あまり早いとライトアップが映えず、遅いと富士山が闇の中に沈んでしまいます。
もちろん公園の中も散策できます。公園と言っても、遊歩道を散策する自然公園です。公園内はもみじの赤で埋め尽くされていて、中にはまるで紅葉のドームの中を歩いている場所もあります。
東西に広い公園で、ゆっくり見ながら往復すると30分位かかります。もしポイントだけ抑えたい方は、西側が特にもみじが集中しているので、そこだけでも十分に楽しめます。
山中湖と河口湖の間にある町、富士吉田の紅葉もなかなか趣があります。
紅葉ポイントは道の駅ふじよしだの向かいにある「ふじさんミュージアム(富士吉田市歴史民俗博物館)」の敷地内にあります。まっすぐに伸びる遊歩道の両脇に植えられているもみじが印象的です。
こちらもライトアップが行われていて、夜に来ると遊歩道以外の部分が闇に隠れてしまい、まるで、真っ暗の中に通る一筋の道のような光景になります。
木によって色付き具合がバラバラなのがまた良く、完全に紅葉した赤、紅葉途中のオレンジや黄色、これから紅葉する緑が入り混じり、カラフルで彩りのある遊歩道になっています。
紅葉ポイントが周りより少し低い場所にあるので、駐車場からだと紅葉の道を上からのぞくことが出来ます。
逆に言うと、この紅葉ポイントは車から降りて見ないと見えない場所にあるので、知る人ぞ知る隠れスポットとなっています。
最後はワタクシ、ウェブ山梨案内人としてこのスポットの山梨の中での総合評価をお伝えします。
山中湖の紅葉は、山梨県内で一番富士山が大きく見える紅葉ポイントです。また、この時期山中湖では夕日のダイヤモンド富士が見られるので観光ルートに組み込みやすいです。
富士吉田の紅葉は、印象的な場所ではありますが規模は小さめなので、山中湖の紅葉と合わせて紅葉狩りに来るのがベストです。
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