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地図を見る京都にある世界遺産・下鴨神社。その楼門の手前にある小さな社「相生社」は縁結びのパワースポットとして注目を集めています。
ご祭神は宇宙の生成力を神格化したといわれる「産霊神(むすびのかみ)」で、古代から縁結びの神様として知られています。ちなみにめでたいことを相生というのはここから始まったといわれているそうです。実にこじんまりとしたお社なのですが、常に参拝者が絶えない縁結びの人気スポットなのです。
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地図を見る相生社の真横にあるご神木「連理の賢木」は2本の木が途中から1本に結ばれているという、まさに縁結びの神様のパワーを授かったご神木。実際に木を見上げてみてほしいのですが、2本の木が本当に繋がっちゃってます。
さらには根元には子供の木も1本芽生えているという、なんともめでたい木で、このご神木は縁結び・安産・育児・家庭円満などに霊験あらたかであると謡曲にもうたわれていたそうです。
ちなみにこのご神木は、京の七不思議の一つにも数えられたご神木で、既に4代目。このご神木は、年をとり枯れてしまうと不思議と下鴨神社の神域である糺の森のどこかに跡継ぎの木が生まれるそうです。
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地図を見るさあ、この「相生社」の縁結びパワーを授かる為の参拝方法を伝授しましょう!まずは授与所で初穂料500円を収め、えんむすび絵馬をゲット。絵馬に願い事を書き、絵馬に付いている紅白の紐を”良き縁を招くように”と祈りながらしっかりと結びましょう。
ちなみにプライバシーにも配慮する「目隠しシール」が用意されているのはちょっと嬉しいところ。あんまり見られたくないものですし、気になる方は貼ってしまいましょう。
絵馬の準備ができたら「相生社」の正面へ。ここから男性は左回りに、女性は右回りに3回廻って祈願。そして3周目の途中に絵馬を奉納しましょう!
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地図を見る絵馬の奉納が終わったら、「相生社」の正面に戻り、二礼二拍手一礼にて再び祈願。そして最後にご神木から伸びた「御生曳(あれびき)の綱」を2回引き、お参りをして終わります。シャンシャンとなる鈴が祝福するかのような音にも聞こえます。
なお、この「相生社」はカップルでの参拝もおすすめ。既に結ばれた縁を固く誓うためにお参りするという参拝者も多いのだとか。カップルの参拝であれば最後の「御生曳の綱」は二人で同時に両側から引きましょう。何やら結婚式のワンシーンのようにも見えますよ!
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地図を見る「相生社」のある下鴨神社は結婚式場としても人気で、毎年ゆうに500組を超えるカップルがここで式を挙げるそうです。つまり1日1件以上!そんな下鴨神社には本格的なウエディングサロンが境内にあるほど。
地元京都はもとより、他府県からも「世界遺産ウエディング」という形で下鴨神社で結婚式を挙げることも珍しくないようです。そんなカップルの中には「相生社」で以前に参拝したというカップルたちも少なくないのだとか・・・。
京都には数々ある縁結びのパワースポットでも人気上位を争う下鴨神社「相生社」、そのご利益はホンモノという口コミもネットに溢れています。また、下鴨神社には河合神社という女性のための神社もありますので、あわせてお参りしましょう。
ちなみに「相生」とは夫婦の仲が睦まじいことを指します。また「相老」ともかけて、夫婦が共に長生きすることでもあるのです。これほど縁起のいいスポットもありませんよね。
いいご縁がありますよう、あなたも「相生社」をご参拝なさってはいかがでしょうか・・・?
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この記事を書いたナビゲーター
bow
京都生まれ、京都育ちの生粋の京都人です。仕事で全国を飛び回り、京都の良さを再認識したため、京都の観光に携わる仕事をしています。全国を旅した経験と、観光業界に生きる人間としての視点、更には京都人ならでは…
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