台湾原住民文化を味わえるホテル!リーダーヴィレッジタロコ

台湾原住民文化を味わえるホテル!リーダーヴィレッジタロコ

更新日:2018/07/31 09:20

鶴長 あきのプロフィール写真 鶴長 あき 台湾在住ライター
台湾東北部、太魯閣国家公園のほど近くに、原住民タロコ族の雰囲気を楽しめるホテル、「リーダーヴィレッジタロコ」があります。美しい大自然と、美味しい原住民料理、そして温かいタロコ族の人々との触れ合い・・・。普通のホテルとは一味違う、体験型のホテルに宿泊してみませんか?

美しい雄大な大自然の中のホテル!

美しい雄大な大自然の中のホテル!

写真:鶴長 あき

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リーダーヴィレッジタロコは、台湾の東北部花蓮市街から太魯閣国家公園に向かって山道を登っていった途中、四方を雄大な山々に囲まれた台地にあるホテルです。かつてここは原住民タロコ族の村があった場所で、都会の喧騒からは隔絶された、桃源郷のような場所です。

天気がよければ夜は満天の星や、夏には蛍を見ることができ、朝にはさえずる鳥の声に癒される、自然の息吹を存分に感じることができるホテルなのです!そして鉄道花蓮駅や花蓮空港からの送迎も行っているので、安心ですね。

ログハウス型の客室!中はホテル仕様

ログハウス型の客室!中はホテル仕様

写真:鶴長 あき

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このホテルは、中心の食堂兼ロビーの建物を出て広い草地の広場をぐるりと囲うように、ログハウス型の客室が配置されています。ログハウスは2名から8名まで対応しています。

ログハウスというと、山小屋なの?と心配される方もいらっしゃると思いますが、そこは安心して下さい!このホテルを経営しているのは、他にも台湾各地のホテルを経営するリーダーグループなので、ログハウス型の客室の中はちゃんとホテル仕様なんです。

ログハウスの中は簡素ですが清潔で、各種アメニティも完備しており、クーラーや冬用の電気毛布なども準備してあります。湯船はありませんが、シャワーとトイレは分かれており、気持ちのいい時間を過ごせます。部屋の中には、タロコ族の刺繍飾りや絵や書籍、木彫りなどが飾られていて雰囲気がありますね。

タロコの大自然ならでは!原住民料理に舌鼓

タロコの大自然ならでは!原住民料理に舌鼓

写真:鶴長 あき

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朝食はビュッフェ形式、夕食はホテル全体の宿泊人数が少なければ一人分ずつ、週末など人数が多ければビュッフェ形式になります。使われている食材は、地元で取れたものばかり!鮎やゼンマイなどの山菜のほか、台湾の他の場所では見ないような野菜や料理も多く味わうことができます。

また、夕食の場ではイノシシなどの肉やサツマイモなどを、炭火のバーベキューで目の前で焼いて振舞ってくれるなど、焼きたてのおいしいタロコ料理を楽しむことができますよ。

星空と共にタロコ族の演舞鑑賞も

星空と共にタロコ族の演舞鑑賞も

写真:鶴長 あき

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このリーダーヴィレッジタロコで働いているホテルのスタッフのほとんどはタロコ族の人たちです。タロコ族は、台湾に昔から住む政府認定16部族の中の一つで、現在は台湾東部に居住しています。このホテルでは夕食後、天気によって外か中の演舞場で、このタロコ族の歌や踊り、楽器の演奏を楽しむことができるんです。

タロコの言葉で歌われる独自の歌などを、子供たちが可愛く披露してくれますので、これはぜひご覧になって見てください!改めて、台湾の人種や文化の多様さに触れることができる機会になるでしょう。

広大な敷地の中はハイキングもできます

広大な敷地の中はハイキングもできます

提供元:立コ布洛灣山月邨

http://jp.leaderhotel.com/leadervillage/

このホテルの敷地はとても広く、自然を楽しむことのできる散歩道も整備されています。大自然の中なので、朝の散歩中に野生の猿にばったり、なんてこともあるんです。ホテルの敷地内には、様々な木彫りの置物も飾ってあるので、ぜひ探してみて下さいね。

季節によって桜や桃など色々な花々も楽しむことができる、まさに桃源郷!下山したくない〜!と思ってしまうような、のんびりとした時間を過ごせますよ。

おわりに

いかがでしたか。原住民タロコ族の方々は教養も深くて、独自の言葉だけでなく、中国語や英語が話せる人も沢山いるので、ぜひコミュニケーションをとってみてください。台湾国内のみならず、色々な国から観光客の人が泊まりにくる、人気のホテルです。ただ泊まるだけでない、貴重な体験のできるリーダーヴィレッジタロコホテル、おすすめです!

【立コ布洛灣山月邨(太魯閣) リーダーヴィレッジタロコ】
住所:972花蓮縣秀林鄉富世村231-1號
(予約は中国語・英語対応)

※本記事では、台湾での表記に従い「原住民」という呼称を使っています。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/02/23−2014/02/24 訪問

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