欧南园亞華肉骨茶は、MRT東西線のタンジョン・パガーの駅から、南に500メートルほどのところの複合ビルのなかにあります。駅からの道のりは、市街地から少し郊外へと足を進める印象でちょっと不安になりますが、元気な店員さんが迎えてくれるお店に到着すれば、その不安も吹き飛びます。
肉骨茶は、にんにくとたっぷり漢方で煮込まれた骨付きの豚肉のスープです。漢方と聞くと、馴染みにくい味付けを想像されるかもしれませんが、全くそんなことはなく、日本人でも安心感がえられる優しい味わいです。
ここは、朝7時から開いているので、地元の人にとっては出勤前にも利用できる朝ごはんのお店です。肉骨茶は煮込み料理なので、注文からお料理の到着までの時間も短いので、時間にゆとりのない朝でも気軽に利用することができることが人気の理由の一つです。
お店に到着し、席に案内されるとすぐにお手拭きのほか、日本のお通しのような勢いで揚げパンとたれの器が運ばれてきます。お箸やレンゲは、もともとどのテーブルにセッティングされています。
ちなみに、お手拭きも揚げパンもしっかりと料金に含まれるので、ご承知を!人数によっては、揚げパンの器がいくつも届きますが、二人で写真の量でも多いと感じたので、必要に応じてお断りしてくださいね。
先ほどのお通しと一緒にメニューと注文表が運ばれました。メニューは写真入りで、メニューと注文表の番号も対応しているので、とってもわかりやすいです。この注文表に自分で注文したいものとその数を書き込んで店員さんに渡せば、オーダーが通ります。
オーダーが通るとすぐにお料理が届きます。その早さにはびっくり!
写真の奥が肉骨茶、手前は痩肉片茶(スライスポークスープ)です。どちらも煮込んでいるのは、にんにくや漢方の入った滋養強壮スープで、こしょうがピリッと効いていて、味を引き締めています。
肉骨茶は、骨付き肉なので、肉の味がしっかりしているのが魅力です。一方、痩肉片茶のほうは、やわらかい薄いお肉なので、食べやすさが魅力です。
いよいよ、最初に届いていた揚げパンの出番です!
揚げパンにスープをしっかり染み込ませていただきます。スープを吸った揚げパンは、やさしい味わいでまさに朝ごはんにぴったりです。
さらに!このスープはおかわり無料!!
店員さんにお願いするとスープを継ぎ足してもらえます。スープを継ぎ足してもらいながら楽しむのもローカル流。地元民になったつもりで漢方の入ったスープをたっぷりといただけば、体が温まって、旅の疲れも癒えること間違いなしです。
シンガポールの定番料理の一つである肉骨茶の人気店、欧南园亞華肉骨茶をご紹介しました。
シンガポールグルメは、わたしたち日本人にとって、馴染みやすい味わいのものが多いように思います。地元の人たちと同じように食を楽しむことで、シンガポールという国がぐっと身近になってくれたら嬉しいです。
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(2024/10/14更新)
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