魅力は石庭だけじゃない!京都・龍安寺“燃える”紅葉は感動必至

魅力は石庭だけじゃない!京都・龍安寺“燃える”紅葉は感動必至

更新日:2015/10/12 18:41

京都市内の紅葉の名所は、11月中旬から下旬にかけてのシーズンには、大勢の見学客が押し寄せます。世界遺産の京都・龍安寺は「石庭」が大変有名で、近くの金閣寺とともに一年を通して、世界各国からの観光客で賑わう観光地です。秋の龍安寺は「石庭の油土塀にかかる紅葉」で知られていますが、鬱蒼とした木々に覆われた広い「境内の紅葉」がさらに絶景です。

今回は龍安寺境内の「燃える」紅葉を紹介します。

龍安寺

龍安寺
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室町幕府の管領、守護大名の細川勝元が宝徳2年(1450年)に創建した臨済宗妙心寺派の禅寺です。細川家の守護神石清水八幡宮より飛来した「神龍」の安息所として、「龍安寺」と名づけられたと言われています。

京都市右京区にあり、京福電鉄(嵐電)北野線の「龍安寺駅」が最寄り駅で、駅から徒歩およそ数分です。JR山陰線(嵯峨野線)花園駅から妙心寺境内を通り抜けて北方向に徒歩でおよそ20分ほどのところにあります。「仁和寺」、「金閣寺」の二つの世界遺産のお寺を結ぶ「きぬかけの道」沿いにあり、ちょうど二つのお寺の中間地点に位置します。近くには立命館大学衣笠キャンパスもあります。

燃える紅葉

燃える紅葉
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誰もが訪れる方丈の「石庭」を見た後で、方丈玄関から山門方向に戻らずに、石庭を囲むように作られている油土塀の裏側に回りこむと、境内散策路が西に向かってまっすぐ伸びています。その散策路は鬱蒼とした大きな木々で覆われています。晴れた日の秋の紅葉の盛りの時に、木々の葉を通る太陽の光が、素晴らしい光景を映し出します。

紅葉を形容する言葉として「錦織りなす」、「赤や黄色の」などが使われますが、「燃える」という言葉に相応しい風景を見ることができる場所は、ここを置いて他にないと言っても過言ではありません。

また、境内の西には「桜苑」があって、春の桜景色も見事ですが、紅葉の時期にも見事な色で覆われます。鏡容池の紅葉、石庭の紅葉、参道の紅葉など、境内全体が紅葉で埋め尽くされます。

鏡容池

鏡容池
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石庭のある方丈の南には、国の名勝にも指定されている大きな鏡容池(きょうようち)があり、池の周囲は回遊式庭園になっていて、散歩をしながら、年間を通じて四季それぞれの風景を楽しめます。この鏡容池は、平安時代には貴族が舟を浮かべて遊んだともいわれる池です。池の中に春は桜が、夏は新緑が、秋は紅葉や柿の実などが色鮮やかに咲き誇る場所です。

雪が降ると

雪が降ると
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さらに運が良いと、師走に、紅葉の葉に雪が積もる光景を見ることができる時もあります。なかなか、こんな機会に巡り合えることはないかも知れませんが、四季折々訪れる人に、何かを語りかけてくれているように感じるお寺です。

石庭の紅葉

石庭の紅葉
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もっとも知られている風景「石庭の油土塀にかかる紅葉」です。定番ですが、これも素晴らしいです。

石庭として有名な方丈の庭園は、三方を油土塀に囲まれた枯山水の庭で「虎の児渡しの庭」とも呼ばれ、白砂に15個の石を配した庭です。観光シーズン以外の時に、石庭に向かって、方丈の縁側でのんびり座っている拝観者も大勢います。

きぬかけの路からの紅葉巡り

きぬかけの路沿いに位置する世界遺産の仁和寺、金閣寺巡りをしたら、仁和寺近くの五差路の福王子交差点から、北と西に向かってみてください。

北に向かうと高雄(高尾)の神護寺、槇ノ尾の西明寺、栂ノ尾の高山寺方面に行けます。西に向かうと広沢の池、大覚寺、嵯峨釈迦堂(清凉寺)、二尊院、天竜寺(嵐山)方面に行けます。こんな歴史と自然とお寺の風景に彩られた路に沿って、秋色あふれる京都の紅葉を巡ってみてはいかがでしょうか?

掲載内容は執筆時点のものです。 2012/12/10−2014/11/30 訪問

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