人生観が変わる日本一の絶景!山梨・鳴沢「紅葉台」

人生観が変わる日本一の絶景!山梨・鳴沢「紅葉台」

更新日:2015/10/13 14:12

青木ヶ原樹海に突如、そびえるようにある「紅葉台」。紅葉台展望レストハウスへ登ると、壮大な富士山はもちろん山裾に広がる樹海や、富士五湖の本栖湖や西湖などまで見渡せる、360度の爽快なパノラマが広がります! 関東富士見百景・新富岳百景に選ばれ、「人生の価値観を変える!?」といわれる感動の絶景が眺められる、山梨県鳴沢村にある「紅葉台」をご紹介します!

大自然に囲まれた、標高1164mの展望台

大自然に囲まれた、標高1164mの展望台
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ここは中央自動車道「河口湖IC」から、国道139号線を本栖湖方面へ向かった途中にある「紅葉台」です。国道沿いに「紅葉台」と書かれた看板を目印に右折。登山口となっている舗装されていないデコボコ道を車で約5分ほど進むと、紅葉台展望レストハウスがあります。
展望台は、見ての通り丸い形をしていて、360度の景色が楽しめるようになっています。

ここは、綺麗な富士山が眺められる代表的なビュースポット! 県によって選定された「新富岳百景」の一つに選ばれた、山梨県でも自慢の絶景です。
ここからの眺めを一目見れば、人生の価値観を変えてしまうのだとか。
早速、そんな絶景をご覧頂きましょう!

思わず「うわぁ〜」と声が出てしまう、最高の眺め!

思わず「うわぁ〜」と声が出てしまう、最高の眺め!
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展望台に登ると、正面に堂々と横たわる富士山。山裾に広がる大地を覆う木々が見られ、鳥になったかのような目線で見られる広大な絶景! まるで、木が海のように見えるので「樹海」という言葉の意味も肯けます。青木ヶ原樹海は、16km四方にも及び、人が入ると方位磁石が狂って迷ってしまうというミステリアスなゾーン。

展望台の周りは遮るものが何もないので、開放感抜群の眺めが楽しめます。富士山をまじまじと見ることができ、稜線の左右のラインが微妙に違ったり、新たな発見ができるのも魅力の一つ。空の青色、樹海の緑色、それに加わるドデカい富士山。
いつまでも見とれていたくなるような、たまらない壮大な眺め。こんなダイナミックなスケールの景色を見れば、「価値観が変わってしまう」というのも分かる気がしますよね。

神秘に満ちた謎の地形!

神秘に満ちた謎の地形!
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こちらは、富士山を正面に見て右手に広がる景色。
樹海の窪みのように、左側に青く見える湖があるのが分かりますか? これは富士五湖の一つ本栖湖で、この更に右手側には西湖も見られます。ここから見えていませんが、精進湖と本栖湖と西湖の3つの湖は地下で繋がっていて、水面の高さは常に同じなのだそう。

かつての噴火で寸断された、このような謎めいた面白い光景も見られます。
想像を遥かに超える、計り知れない自然の凄さを体感できるのは、ここならでは!
本栖湖の右側に広がる山々は、南アルプス。南アルプスは、日本第2位の高さを誇る「北岳」を含んでいます。この場所から、日本最高峰の山と2番目の山を望めるので、こちらも必見です!

お勧め!ハイキングコース

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紅葉台は、11都府県にまたがる長距離自然歩道「東海自然歩道」の一部をなしています。ここから約90分で「五湖台」。約15分で「三湖台」へ行けるハイキングコースになっています。このコースは、自然歩道の中でも最も自然あふれるスポットで、東海自然歩道で最初のモデルコースになった場所。

特に11月上旬から下旬までは、写真のような紅葉を楽しみながら歩け、五湖台や三湖台からは、精進湖・本栖湖・西湖などの湖を望むそれぞれ違った景色が広がります。
新鮮な空気をいっぱい吸い込みながら歩くのは格別! きっと、気分もリフレッシュできることでしょう!

おわりに

紅葉台展望レストハウスまでの道は、整備されているものの、剥き出しになった大きな岩や木の根元が見られ、雨でぬかるんだ場所などもあります。途中、車がすれ違えないような細い箇所もあるので、運転に自信の無い方は、登山口にある無料駐車場に車を停めて、歩いて行くのがお勧め。約30分で展望台まで歩けますが、上り坂が続くので、登山用のストックがあれば便利です。また、歩きにくいので、スニーカーなどの歩きやすい靴で行く方が良いでしょう。
駐車場の近くには、樹海などへ外乗ができる「紅葉台木曽馬牧場」もありますよ。

紅葉台展望レストハウスは、有料。冬場の降雪時などは営業しない場合があります。
気温が低い午前中が比較的、富士山は綺麗に見えやすいです。
紅葉台からは、気持ちを前向きにさせてくれるような、気分爽快な景色が見られます。
まさに、日本一の富士山が見られる場所と言っても良いくらいの素晴らしい眺望!
見ないと後悔してしまうくらいの景色なので、是非一度、ご覧になってみませんか?

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/11/21−2015/10/07 訪問

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