きのこ狩り体験を楽しく安全に楽しませてくれるゲストハウスが、野尻湖のほとりにある「ゲストハウスLAMP」だ。元々はアウトドアスクールの宿泊施設を改装して作られたものだ。そのため、宿泊料金は非常にリーズナブル!アウトドアを楽しみたい、野尻湖周辺の自然を堪能したい、そんな方々に愛されているゲストハウスだ。
アウトドアスクールが併設されているので、四季折々の楽しみがあるのが特徴だ。春には山菜取り、夏には野尻湖でカヌー教室、秋にはきのこ狩り、そして冬にはスノーシューで山歩きなど、一年中行きたくなる。
宿泊はリーズナブルな相部屋のドミトリータイプ、個室の和室タイプと分かれている。ドミトリーは2段ベットだがカーテンで仕切られているため個室感覚で利用できるのが嬉しい。また貴重品ロッカーもきちんとあるため、その点も安心だ。
ドミトリータイプだと周りの人が夜まで騒いで寝られないのではないか、との心配もあるがアクティビティをされた方がほとんどなので、夜はすぐに寝る人が多い。
野尻湖周辺の山々はなんと6000種類ものきのこが採れる、世界有数の「きのこの山」だ。その中から一般的に食べられている約130種類のきのこを探しに行こう!
まず服装だが歩きやすい服装で!コレは大前提!藪の中を探すので長袖、長ズボンでないとダメだ。さらに長靴とレインコートも持っていこう。ただこの二つはレンタルも可能なので、荷物が多くなるのが嫌な方はレンタルで済ますのもありだ。帽子やデイバックも持っていくといいだろう。
準備を整えたらいざ、きのこの山へ!山に向かう途中、コンビニによるので飲み物などはココで買っておこう。昼食はゲストハウスに事前に頼めば有料だが大変おいしいお弁当を作ってくれるぞ。
ポイントまで到着したらレクチャーを受け山の中へ!どんなきのこが待ち受けているか楽しみだ!
山の中に入っても初めはどこにきのこがあるのかよくわからないので、ガイドさんの話を良く聞こう。基本的なポイントは「倒木」「木の根元」「落ち葉」この辺りを中心に探してみよう。腰を低くし這うように捜していけば、お目当てのきのこに出会える!
ただ、このきのこ、果たして食べられる種類なのだろうか・・・?そんな疑問も沸くだろうが、とりあえず収穫しておこう。後できちんと選別してくれるので、たとえ毒きのこであったとしても安心だ。もしかしたら非常にレアな美味しいきのこの可能性もあるぞ!
きのこ狩りに夢中になっていると時間と自分のいる場所を忘れがち。でもそんな時でもプロのガイドがいるため、定期的に点呼を取ってくれ、適切な休憩を受けられる。素人だけではこうはいかない。安心して全力できのこ狩りを楽しもう!
腰にくくりつけているビクは一杯になっただろうか。みんなが収穫したきのこの選別をしよう!毒きのこはもちろん、正体がよくわからないきのこ、たぶん○○だと思う、と言った確実ではないきのこは、この時点ですべてはじかれる。
安全に食べることができるきのこだ、と確信が得られない限り、厳しいガイドの目を通り過ぎることは無い。ガイドの知識と経験を間近で感じられる一時だ。
また古くて食べられないか、食べても美味しくないきのこも選別されてしまうため、採ってきたきのこの大体半分くらいは食べられない部類に入ってしまうだろう。
あなたが採ったきのこはどうなるだろうか。目利きが試される瞬間である。
採ってきたきのこはそのまま「きのこづくしディナー」として振舞ってもらうこともできる。ゲストハウスLAMPはレストランとしても営業をしているため、採れたてきのこを料理してもらえるぞ!
目玉はなんといっても「きのこ鍋」だ!天然の採れたてきのこを10数種類入れた鍋は、1度目よりも2度目、3度目と、きのこを追加することによって味わいが濃厚になっていく。きのこはこんなにダシが出るものなのか、と驚いてしまうだろう。
その時に採れたきのこによっていろいろな種類の料理が出てくるぞ。炊き込みご飯、煮物、和え物など、そのきのこにあった最高の料理だ。1日山の中にいたこともあって疲れきった身体に染み込んでくる。
長野の地酒、地ビールも置いてあるので、お酒を嗜む方には至高の一時となることは間違いない。
野尻湖のほとりにゲストハウスはあるため、夜には満天の星空を見ることができる。周囲に高い建物、明るい施設等が何もないからだ。あなただけのプラネタリウム、存分に堪能してほしい。
きのこ狩りは11月初旬までだ。新しいアクティビティにチャレンジしたい、自分で収穫したものを食べてみたい、そんな方に大変オススメできる。さあ、秋を楽しみに行こう!
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