ラヴォー地区に広がる葡萄畑には、古代ローマ時代から続く、千年もの長い歴史のある伝統が受け継がれたワイナリーが残り、8つの銘柄があります。それらの銘柄は、生産される村と同じ名前がそのままつけられているのだそう。
●エペッス (Eposes)
●カラマン (Calamin)
●シャルドンヌ (Chardonne)
●サンサフォラン (St-Saphorin)
●デザレー (Dézaley)
●リュットリー (Lutry)
●ヴヴェイ・モントルー (Vevey-Montreux)
●ヴィレット (Villette)
葡萄の種類はシャスラ、白ワインが生産されていています。8つの銘柄でそれぞれに微妙に違う味を作り出しています。中でも人気はデザレーとか。
この地区には、葡萄畑、美しいレマン湖と、ジュラ山脈、その後ろに広がるフランスアルプスと、詩的な情趣あふれる景観を眺めながら散策できるロマンチックな道があります。約全長33kmに及ぶ「ワイン街道」と呼ばれるこの道は、ローザンヌからシヨン城にかけての葡萄畑の村々を抜けます。まともに歩くと数時間かかってしまうので、途中可愛らしいミニトレイン、ラヴォー・エクスプレスで畑の中を周遊したり、ローカル電車に乗り込んでみたりすると効率よく周れるでしょう。
ワインの試飲をしたい方には、カヴォー(Caveau)と呼ばれる生産農家が共同で出すツーリスト向きの試飲場所があります。ここではワインと共に、コールドカット(ハムやチーズなどの冷たい食べ物)も用意されているのが嬉しいところ。美しい景色を眺めつつ、美味しいチーズをつまみながらワインを片手にワインの批評を家族や友人たちと語らう・・・なんとも贅沢なひと時ですね!
スイスのワインは、生産量が限られているので、輸出されることなくスイス国内で消費されてしまう事が殆どです。この機会に是非スイスワインを堪能してください。太陽の光と、湖面に映る太陽からの反射の光と、畑の中に立つ石垣を温める太陽のひかり(輻射熱)と、この3つの太陽、から生まれる葡萄は風味豊かなワインを生み出す秘密なのです。スイスへ来たら訪れていただきたいスイスの宝の一つです。
特におすすめのシーズンは、葡萄のできる初秋の9月から10月にかけてです。時間が許される方は是非この時期に!
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(2024/12/14更新)
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