写真:Kaycom D
地図を見るペルーのイカにある広大な砂漠の中のワカチナ・オアシスは、秘境感満点のリゾート地。
とても小さな村ですが、砂漠に囲まれたその独特な風景から、観光地として人気が高まっています。
ボートで湖面に漂いながらのんびり砂漠を眺めたり、村の周りを取り囲む砂丘でサンドバギーなどを楽しんだりと、いろいろなアクティビティも用意されています。
風がなく湖面が静まり返るような気象条件がそろえば、湖は鏡のように辺りの風景を映しこみ、それは素晴らしいオアシスの姿を見せてくれるでしょう。
写真:Kaycom D
地図を見るワカチナに来たら、ぜひ砂丘の上に行ってみましょう。
サラサラの砂で足を取られますが、一歩一歩がんばって登っていくと、砂丘に埋もれるようにひっそりと広がるワカチナの全景を見ることができます。
その光景は、まさに「オアシス」というイメージがぴったりで、まるで良くできた映画のセットのよう。
そして、ワカチナの村から目を転じれば、どこまでも続く広大な砂漠が広がっています。
足元には、細かな風紋が規則正しく模様を刻み、遠くを見れば、うねうねと連なる砂丘が美しい陰影を作っています。
砂漠のイメージがあまりないペルーで、このような光景が見られるというのは、なかなか驚きではないでしょうか。
カメラに砂が入って壊れないようにガードして、砂漠の中の散歩を楽しんでください。
写真:Kaycom D
地図を見るだんだんと太陽が傾き空が夕焼けに染まってくると、それと同時に、ワカチナの砂漠も暗いオレンジ色に変化していきます。
砂丘に伸びる影もより濃く深くなり、日光がギラギラ照りつける昼間の風景とはまた違った姿。
刻々とその表情を変える中、真っ赤に燃える大きな太陽は砂漠の向こうにゆっくりと沈み、やがて地平線の中に消えていきます。
日没してからもしばらくその余韻に浸っていたくなるような壮大なサンセットは、きっと一生忘れられない光景となるでしょう。
さらに、とっぷりと日が沈んだ後再び砂丘に登れば、今度は満天の星空の下、ワカチナの夜景を眺めることができます。
ぜひ、いろいろな時間に砂漠を歩いて、ここでしか見られない絶景を満喫してください。
写真:Kaycom D
地図を見るホテル・モッソーネ(Hotel Mossone)は、湖のすぐ脇に建つロケーション抜群のホテル。
リゾート地とはいえこのような砂漠の中にあるので、シティホテルのような立派な設備は望めませんが、中庭からはすぐ間近に砂丘が見えたり、大きなカメが放し飼いになっていたり、なかなか楽しませてくれるホテルです。
部屋は中庭を囲むように並んでいて、ドアを開けるとすぐに外という造り。
その部屋の前には椅子が置かれているので、砂漠歩きに疲れたら、カメと一緒に砂丘を眺めながらのんびりするのもいいでしょう。
ホテルのレストランでは本格的なペルー料理を味わえるので、夕食にはペルー名物のピスコサワーを飲みながら、旅の話に花を咲かせてください。
写真:Kaycom D
地図を見るワカチナは、ナスカの観光にも便利な場所で、ナスカの地上絵※を遊覧する飛行場までは車で2時間くらい。
おすすめプランは、朝ワカチナを出発し、地上絵をセスナから見た後、お店がたくさんあるナスカの町でランチと観光。そして、砂漠の景色が美しい早朝・夕方と夜景が見られる時間はワカチナで過ごすというもの。
拠点をワカチナにすることで、ナスカだけでなく、砂漠もめいっぱい楽しめます。
※ナスカの地上絵については、関連MEMOに記載の別記事「謎の巨大アート!ペルーの世界遺産「ナスカの地上絵」をセスナと展望台から見る」もご覧ください。
まるで物語の中の「オアシス」のイメージをリアルに再現したようなワカチナは、絶景、秘境好きの人にはたまらない場所でしょう。
リゾート地とはいうものの、とても小さな村で宿泊施設も限られるため、静かに砂漠での時間を過ごせます。
空気の澄んだ早朝の湖畔の散歩は気持ちいいですよ!
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(2024/4/19更新)
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