写真:藤田 聡
地図を見る紅葉名所の成田山公園は、初詣で有名な成田山新勝寺の東側にあり、電車で来た場合は西側からアクセスします。公園の東には大駐車場があり、今回は東側から順に説明します。なお成田山公園の入園は無料ですが、駐車場は有料です。
成田山公園には3つの池があり、一番東にある「竜智の池」が最大。浮御堂も風情を添える周囲の景観が素晴らしく、成田山公園を代表する絶景スポットです。綺麗な錦鯉が優雅に泳ぎ、鳩も舞い降りる様子は、ずっと眺めていたいと思わせる光景。写真をクリックすると、撮影場所の地図が表示されるので、随時参照して下さい。
写真:藤田 聡
地図を見る成田山公園の紅葉は、晩秋こそ見頃時期。駐車場から、「竜智の池」へ行く途中の南側が林になっており、11月末の晩秋に行くと、美しい敷き紅葉(散り紅葉)になっています。「竜智の池」へ流れ込む、小川のせせらぎもあり、幻想的な美しさ。成田山公園は普通の紅葉だけでなく、敷き紅葉も美しいから、敷き紅葉が出来るまで紅葉見頃が長く続くのだと、納得してしまう光景です。
写真:藤田 聡
地図を見る成田山公園で紅葉が一番集まっているのが、3つの池の中央にある「竜樹の池」。成田山公園での紅葉狩りでは、ここは必見です!ご覧のように11月末でも、紅葉が十分に残り見頃が続いています。
成田山公園の紅葉を紹介する際に、赤い平和大塔と紅葉の写真がよく使われますが、平和大塔は厳密には新勝寺境内。しかし、新勝寺と成田山公園は一体化しており、新勝寺の紅葉も含めて「成田山公園の紅葉」と呼ばれます。
平和大塔周辺には紅葉が多く、一番高台にあるので真っ先に紅葉します。平和大塔の紅葉から、「竜樹の池」周辺の紅葉へ見頃がバトンタッチされて行くのも、成田山公園の紅葉見頃が長い理由です。
写真:藤田 聡
地図を見る成田山公園「竜樹の池」南側にも、11月末に行くと美しい敷き紅葉(散り紅葉)が出来ています。まだ木に残っている紅葉も一本の木なのに、緑や黄や赤の三色の葉ががあり、さらに一枚の葉の中でも、赤と黄色がグラデーションして猛烈な美しさ。
美しい紅葉のグラデーションを、背景の敷き紅葉と「竜樹の池」の水面が引き立て、「これぞ成田山公園の紅葉」と言わんばかりの光景です。「竜樹の池」西側にも、美しい敷き紅葉が出来ているので、見逃さないで下さい。
成田山公園では、2018年11月10日から11月25日まで「成田山公園紅葉まつり」が行われますが、成田山公園自体は24時間開放されているので、イベント日程を気にする必要は無く、都合の良い日時で紅葉狩りを楽しめます。紅葉見頃が長い成田山公園ですが、最盛期は例年11月下旬で、敷き紅葉が美しいのは11月末頃です。
千葉県の紅葉では他にも佐倉城址公園や養老渓谷、もみじロードもおすすめです!別記事で詳細に紹介しましたので、是非ご覧ください。(記事最後の「この記事の関連MEMO」の中に、別記事へのリンク集があります)
住所:千葉県成田市成田1
電話:0476-22-2102(成田市観光協会)
例年の紅葉見頃時期:(色づき始め)11月中旬、(最盛期)11月下旬〜12月上旬
紅葉ライトアップ:なし
アクセス:JR成田線成田駅または京成電鉄京成成田駅から徒歩約15分
2018年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
この記事を書いたナビゲーター
藤田 聡
「源泉かけ流し」にこだわる、泉質重視の温泉研究家。温泉旅行検定試験2年連続日本一で、温泉旅行博士の称号を獲得。日々、温泉や周辺観光地の取材・撮影を行い、国内旅行の奥深い魅力を各種メディアで発信中!温泉…
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
旅行ガイドを検索!
(2025/2/9更新)
- 広告 -