更新日:2015/10/16 14:54
写真:東郷 カオル
地図を見るスカイバス京都の車両にはドイツのネオプラン社製のスペースライナーが使われています。高さが3.58メートルもありますので、私たちが座る2階席は通常の観光バスより高い位置から京都の街並みを見下ろすことになります。観光地として大人気の京都を上から目線で見下ろせるってことですね(笑)。これは京都4度目5度目の方でも体験しないわけにはいきません!是非、いつもと違う目線の京都を楽しんでください。
まず予約方法。電話でもWebでもできますが、発車時刻が乗車日によって違いますので注意が必要です。Webだと発車時間がすぐに確認できて便利ですね。予約をしたら、後は当日京都駅烏丸口のりばで予約した旨を伝えて、支払い・発券を済ませます。窓口のすぐ横に写真のような賑やかなバスが停まっていますので、バスの窓口が見つからない場合は、このバスを見つけたほうが早いかもしれません。
スカイバス京都の座席は指定席になっています。発券時に座席番号の書かれたチケットが渡されますので、その番号の座席に座ってください。スカイバス京都の座席は、好みはあるとは思いますが、真ん中あたりから後ろが雰囲気まで楽しめておすすめです。前のほうはあまり開放感が感じられないかもしれません。
危険ですので走行中に席を移動したりするのはやめましょう。もしバスが全く混雑しておらず、他の席に移動したい場合は乗車しているアテンダントさんにバスが出発するまでに聞いてみてください。
バスが出発すると、アテンダントさんがスカイバスでの景色の楽しみ方や観光名所の説明をしてくれます。なにげない道路標識でさえいつもと違った目線で見られておもしろく感じるでしょう。
写真:東郷 カオル
地図を見るスカイバス京都は、西本願寺→二条城→冷泉家→京都御苑→琵琶湖疏水→平安神宮大鳥居→青蓮院門跡→知恩院→八坂神社→京都国立博物館→三十三間堂→京都タワー、という順に車窓から見学していきます。要所要所でアテンダントさんが名所の説明をしてくれますし、絶妙のタイミングで運転手さんがスピードを落としてくれたりと、なかなか気の利いたツアー。2015年10月に導入されたばかりのツアーですので、まだバス自体が珍しく、道行く人々も手を振ってくれたりします。
写真は平安神宮の大鳥居。普段は徒歩か車で通過するだけですが、スカイバス京都では大鳥居をくぐるそのタイミングが真下から楽しめます。まるで手が届きそうな…と言いたいところですが、この大鳥居は高さが24メートルありますので、流石に無理です。
このタイミングは絶好のシャッターチャンス!何度も京都に旅している人でも、今までにない写真が撮れます。
写真:東郷 カオル
地図を見る平安神宮の大鳥居をくぐり、スカイバスは青蓮院門跡の天然記念物の大きな楠(クスノキ)を左手に見ながら知恩院へ。ここからが再びハイライト!知恩院の新門をくぐります。今度こそ「手が届きそうな…」と言える近さ。ダイナミックな景色に、乗客は一斉に撮影タイムです。
この後スカイバスは、八坂神社、三十三間堂などの名所を通り、京都タワーの待つ京都駅へ。
あっという間の1時間。京都が初めてじゃない方にも関西に住んでいる方にもおすすめできる、新鮮な目線の観光バスです。是非一度お試しください。
沢山の観光バスツアーがある京都。スカイバス京都は実はまだあまり知られておらず、紅葉の季節も空席が狙えます。是非HPで空席情報をチェックして申し込んでみては?紅葉をいつもより少し高い場所から楽しめますよ。雪景色も足元を気にせず楽しめますね。
この記事の関連MEMO
この記事を書いたナビゲーター
東郷 カオル
国内外のラグジュアリーホテルを中心に、オトナ女子のおひとりさま旅、女子旅を提案。"癒し系"ではなく、私自身の"癒されたい系"の目線から、忙しく毎日をがんばる女性…
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