関帝廟は三国志の英雄・関羽(関帝様)を祀る廟です。
関帝様は商売の神様であり、商売繁盛にご利益があります。また、悪運、悪縁を断ち切るパワースポットともなっています。
関帝廟には関帝様だけでなく、他にも神様が祀られています。本殿には5つの香炉があり、線香を購入してそれぞれの神様に参拝します。1から5まで数字が書かれており手順通りに参拝します。参拝の礼法は線香を購入する際に教えていただけます。
1から順に、国泰平安、商売・学問、健康、縁談、金運となっています。
関帝様は2番目の商売、学問にご利益があります。
関帝廟はパワースポット、開運としてだけでなく、建造物としても見所があります。
まず門です。中華街なので中華風なのは当然なのですが、日本の街の中では異彩を放っています。
本殿の木彫りの彫刻には金箔が塗られ、屋根の上の龍はガラス細工でできています。
本殿の中には関帝様の像があります。
関帝様こと関羽は劉備、張飛と桃園の誓いにより義兄弟の契りを結び、死ぬときは一緒と強い絆で結ばれました。
三国時代では長兄の劉備が蜀の帝となり、関羽はその右腕として活躍しました。武勇に優れた人物として知られ、魏の曹操も配下に欲しいと願ったほどです。
中央の関帝様の両側で支えているのが、向かって右が関平将軍、左が周倉将軍です。
関平は関羽の息子です。側近の侍神で、関帝様の補佐として印綬を持っています。周倉は主君の武器である青龍偃月刀を持っています。関羽父子が敗死した際、殉死しています。
本殿にある柱や壁にも注目です。
三国志の中で関羽の活躍したシーンが刻まれています。劉備、張飛との桃園の誓いから、関羽が袁紹の部将である顔良を斬った名場面や、腕の傷を治療しながら碁を打つ場面など見ていて飽きない数々の名場面があります。
横浜中華街にはもう一つ、媽祖廟(まそびょう)という寺院があります。こちらも関帝廟と似た造りになっています。
横浜中華街の象徴的寺院ですので、合わせて参拝しましょう。
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