写真:東郷 カオル
地図を見る川崎は東京と横浜の間に位置し、今回ご紹介するアールズフォレストインは、JRでも京急でもどちらでもアクセス便利な場所にあります。
首都圏に土地勘のないビジネス客や旅行客は「川崎に宿泊する」という選択肢を持ち合わせている方は多くありません。川崎駅が品川からも横浜からも10分かからないということを知って、ちょっと意外に思う方も。都内のホテルが混みあう場合は、今後は川崎を滞在先リストに入れておくと良いでしょう。
写真:東郷 カオル
地図を見るアールズフォレストインは、立地、部屋、価格の他に、接客が高い評価を得ています。特にフロントスタッフの対応が杓子定規ではなく家庭的で、リピーターが多い理由でもあります。
フロント横には無料のPCがあり、調べものにも便利。アメニティもフロント横に置かれていますので、チェックインの際に必要なものだけ部屋に持って上がりましょう。お茶やコーヒーもこちらでいただけます。部屋でゆっくりするのもいいですが、パブリックスペースも開放感があって木のぬくもりを感じられ居心地が良いので、こちらで調べものや旅行の計画をたてるのもおすすめです。
写真:東郷 カオル
地図を見るアールズフォレストインは小さなホテルです。ワンフロアに10も部屋はありません。エレベーターを降りて左右が見渡せるくらいの規模のホテルでホッとする方もいるかもしれませんね。爆泊の団体客に遭遇することはまずないでしょう。部屋に入ると木のぬくもりと土のぬくもりを感じます。ベットには宮崎県産の飫肥(オビ)杉集成材が使用されており、そこにはめ込まれているマットレスが程よい弾力でとても心地良く、ごろごろしたくなります。デスクはベッドと一体化しており、ベッドから円座(クッション)に移動するとそのままPC作業や書き物ができるようになっているところも、まるでお部屋にいるかのような使い勝手の良さ。壁は南九州の火山灰シラスを使用した塗り壁で、調湿機能、消臭機能に効果を発揮します。ホテルの名前にある森(フォレスト)という言葉がぴったりの部屋です。
アールズフォレストインでは部屋はオートロックではありません。外出時は自分で施錠し、フロントに部屋のキーを預け、代わりにカードを受け取ります。外出の際には必ずフロントに立ち寄りましょう。
川崎は東京や横浜でホテルが取れなかったり高かったりする場合には重宝するエリア。川崎駅は大きな駅ですので、何不自由なく快適に宿泊することができる穴場です。
品川駅から10分ほどで川崎駅。新幹線を使って上京しても、都内のホテルに到着するよりも川崎のホテルのほうがよっぽど近かったりすることも。次回の旅からは、都会の中の森“アールズフォレストイン”を宿泊リストに入れておいて損はありません。
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この記事を書いたナビゲーター
東郷 カオル
国内外のラグジュアリーホテルを中心に、オトナ女子のおひとりさま旅、女子旅を提案。"癒し系"ではなく、私自身の"癒されたい系"の目線から、忙しく毎日をがんばる女性…
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