写真:鈴木 旅人
地図を見る「真田の郷」エリアは、上田城などのあるJR上田駅からは少し離れた位置にありバスで20分程移動します。上田駅より上田バス菅平線または真田線に乗り「幸村の郷 夢工房前」で下車しましょう。こちらの観光案内所が旅の起点になります。
こちらで電動アシストの自転車を無料で借りられるので、パンフレットやマップなど装備を整え、レンタサイクルで観光するのが絶対オススメです。車でお越しの方も、観光地周辺を周る間は自転車をオススメします。戦国時代の山城ならではの地形をペダルを漕ぎながら感じ、上田の美しい日本の原風景を楽しみましょう!
館内には、真田氏を扱ったお土産物がズラリ取り揃えてあります。ファンには堪りませんね。
写真:鈴木 旅人
地図を見る先ずご紹介したいのは、ゆきむら夢工房から2.4km程離れた位置にある「真田氏歴史館」です。こちらでは真田氏三代の貴重な資料が展示されておりその歴史がよくわかります。「真田は幸村しか知らない」なんて方は勿論、「真田一族の大ファンだ!」という方にも、旅の始めに是非オススメの場所です。
古文書や精巧な甲冑、城の模型などもあり、真田氏ゆかりの地を巡る上での想像力の手助けにもなります。
また歴史館から歩いていける距離に、「お屋敷公園」と呼ばれる真田氏館跡があるので、こちらも一緒に見てしまいましょう!
真田氏が上田城に移る前まで用いていた居館跡で、中世豪族の居館が完全な形で保存されています。
写真:鈴木 旅人
地図を見る次にオススメしたいのが、真田歴史館から1.8km程の位置にある山城「真田氏本城跡」です。真田地域の他城に比べ規模も大きく水利もあり、上田城築城以前の真田氏の本城であったと推定されています。
山城の観光といっても、駐車場のあるスタート地点から15分程度で廻ることができるので、体力に自信のない方にも負担なく観光できます。
丘陵地の突端に築かれた城跡は、真田の郷を見渡すことができ本当に見晴らしがいい!この美しい原風景を真田氏も見ていたことでしょう。
写真:鈴木 旅人
地図を見る真田氏を学びそのお城を観光したら、最後は真田氏の菩提寺にお参りしましょう。「真田氏本城跡」から3km程北東に位置する「長谷寺」です。ここは真田氏中興の祖・幸隆が開山した真田氏の菩提寺で、幸隆夫妻と幸村の父昌幸のお墓があります。
苔生した境内のあちこちで真田の六文銭を目にすることができ、静寂さを伴った独特の空気感が漂います。よく手入れされた美しい庭園を抜け、奥に進むと木々へと続く階段が。その先、苔と緑に包まれた風景の中にひっそりとお墓が立ち並びます。
お墓付近には、お参りした方々が残していった六文銭があちらこちらに。しっかり三途の川を渡れるようにとの配慮でしょうか。
写真:鈴木 旅人
地図を見る長谷寺からの下りは、景色が見通せ本当に気持ちがいい。景色を楽しみながら一度スタート地点であるゆきむら夢工房まで一気に下ってしまうのもオススメです。
大通りに面したゆきむら夢工房の裏手の方に「ふれあいさなだ館」という温泉施設があるので、汗を流し温泉も楽しんでしまいましょう!食事、温泉プールも完備した近代的な日帰り温泉施設ですが、外観は真田氏の館をイメージした純和風の建物で、瓦には六文銭をあしらっているこだわりです。露天風呂からは四季折々の風景を楽しむことができます。
いかがでしたでしょうか!?
真田の郷エリアは、上田城のある駅周辺と違い自然も多く、戦国の世に想いを馳せるにはもってこいです。周辺にはレンタサイクルで行ける範囲内にまだまだ見所もたくさんあり、真田十勇士の一人・猿飛佐助の修行の地といわれる「角間渓谷」、真田の里の産土神を祀った「山家神社」なども是非見ておきたいところです。
江戸時代から庶民に絶大な人気を誇る真田幸村、そして真田一族。そんな彼らを育んだ信州上田の真田の郷。彼らも見ていた四季折々の風景を眺め、戦国の世に想いを馳せませんか!?
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(2024/9/16更新)
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