パティシエとして、日本だけではなく世界でも数々の賞を受賞している辻口シェフ。そんな辻口シェフは、石川県の七尾市生まれ。東京・自由が丘のモンサンクレークをはじめ、石川県ではル ミュゼ ドゥ アッシュを中心にスイーツショップを展開しています。
ル ミュゼ ドゥ アッシュでは、辻口シェフが石川県を代表するお菓子を作りたいと完成させた焼き菓子「YUKIZURI」が看板商品。「YUKIZURI」は、兼六園の雪吊りの縄をイメージして作られています。石川県の塩、卵、米粉と兼六園の梅林からとれた梅の実をふんだんに使用。縄に積もる雪に見立てたシュガーの甘さと、ほのかに香る梅の味が絶妙に合わさった焼き菓子です。
うさぎをかたどった小さな蒸し饅頭。店名にもなっているかわいい福うさぎは定番が5種類。能登産かぼちゃ、石川県産ゆず、棒茶、五郎島金時、能登大納言と石川・金沢の名産品を使用したものばかり。
その中でも、加賀野菜と言われるサツマイモ五郎島金時を使用した福うさぎが一番人気。うさぎのかたちをした生地はふんわりもっちり。中に入った餡の五郎島金時は、滑らかな口当たりで上品な甘さ。見た目もかわいい福うさぎは、女性や子供に喜ばれるお土産です。
「茶菓子は中田屋のきんつば」と言われるほど金沢の茶屋で愛される銘菓。北海道の契約農家が育てた上質な大納言小豆に、薄く生地を塗り丁寧にひとつひとつ作り上げるきんつば。艶やかでふっくらとした大粒の小豆がたくさん入り、甘さはかなり控えめ。上品な甘さを引き立てる塩加減も絶妙です。
定番のきんつば意外にも、さくらやうぐいす、栗といった季節のきんつばも販売。夏は冷やして食べるのもおすすめです。
昭和11年創業の金沢うら田。生菓子から焼き菓子まで様々なお菓子を取り揃えています。その中でも、真っ赤な絵柄に包まれた見た目が可愛い「起上がりもなか」が看板商品。加賀八幡の古事が由来の起上がりもなかは、赤ちゃんの誕生やお祝い事、お見舞いなどでも喜ばれる縁起のいいお土産です。
薄く香ばしい最中の中には、ねっとりとした甘い小倉餡がぎっしり。渋いお茶との相性が抜群です。最中は一個単位でも買えますが、7個、10個、15個入りを買うと、赤く可愛い柄の箱に入ってきます。見た目も華があるのでお土産に最適です。
その日に食べるお土産ならば、マストでおすすめしたいのが、すゞめの「塩豆大福」。石川県白山市の農家法人六星が運営しています。
店頭では、つきたてのお餅で塩豆大福を作っているのが見られます。もち米はもちろん農家で作った白山産。消費期限は当日中ですが、保存料や添加物は一切使用していないこだわりよう。
モチモチとした厚めの餅は、とっても伸びが良くて柔らか。塩が少し効いた黒豆は風味がよく、小豆を軽くつぶした餡は、粒あんと漉し餡のちょうど中間ぐらい。甘さはかなり控えめで素材の美味しさを存分に味わえます。値段も1個120円と良心的。是非、金沢のお土産として食べてもらいたい逸品です。
いかがでしたでしょうか。
お茶の文化が盛んだった金沢には、美味しい和菓子屋さんがたくさんあります。今回ご紹介した5つのお菓子は、その中でも金沢らしい特徴を持ったものばかり。ぜひ、あげて喜ばれるお土産探しの参考にしてください。
<金沢百番街・あんと>
[ショッピング] 8:30〜20:00
[お食事] 11:00〜22:00
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(2025/2/7更新)
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