一度は行ってみたい！雨季に見せる、鏡張りのウユニ塩湖！

更新日：2015/11/13 12:35

11月から4月頃にかけての時期、南米の国ボリビアに位置するウユニ塩湖では雨季を迎えます。雨季のウユニ塩湖と言えば、誰をも魅了する鏡張りの世界を見ることができるようになります！
幻想的な鏡張りの絶景はもちろん、天気が良ければ360度の大パノラマで数えきれないほどの満天の星空を見ることができ、圧倒的な自然の雄大さを体感できます。

雨季のウユニ塩湖がみせる鏡張りの世界

地図を見る

11月から4月にかけて、ボリビアのウユニ塩湖は鏡張りで有名な雨季にあたります。乾季には、一面の大地が広がるウユニ塩湖ですが、雨季になり雨が降るとその塩の大地にうっすらと水が張り、反射によって鏡張りの世界が生み出されます。

空を映すことによって、塩湖と空の境界線がわかりにくくなり、あたかも違う世界にきたかのような光景がとても人気で、日本人観光客も年々増加しています。この幻想的な世界を一度は見に行ってみたい！と考えている方は多いのではないでしょうか。

全く同じ顔を見せない雨季の風景

地図を見る

「雨季」ということは、雨が多く降る時期ということはもちろんですが、雲が出ていることも多いです。大雨や雷をもたらす積乱雲や、魚の鱗のような形をした巻積雲など、様々な種類の雲が現れ、朝日や夕日など時間によって色合いの違う違った顔を見せます。これも雨季の楽しみ方のひとつでしょう。

全く同じ景色が現れないというのはとても魅力的で、何時間滞在しても飽きません。明日はどんな光景が広がっているのだろうと、滞在中も想像が膨らみ、楽しさがより一層増していきます。

天気が雨や曇りであったとしても、今までの人生で一度も見たことがない摩訶不思議な鏡張りの景色が広がっているので、感動することは間違いありません。

感動間違いなし！星だけで作り出される世界

地図を見る

ウユニ塩湖で、「これを見れたら間違いなく感動する！」という景色があります。それは360度の満天の星空。星空が水が張っている大地に映し出され、空も大地も星で埋め尽くされている感動必至の光景です。

海抜3700mもの高地で、街灯りが全く届かないウユニ塩湖では、星座が判別できなくなるほど多くの星を見ることができることも大きな特徴です。しかし、雨季には雲が発生しやすく、なかなかその光景を見ることができません。ですので、長期間ウユニに滞在することができる旅程がおすすめです。

長期間ウユニの町に滞在することができるのであれば、この星空に遭遇する確率はもちろん上がりますし、ガイドさん次第では天候の情報を確認して、比較的雲がないエリアに連れて行ってくれます。
ウユニ塩湖上にある塩のホテルに滞在すれば、より一層見られる確率が高くなるので、予算に余裕があれば塩のホテルへの滞在を是非おすすめします。

狙うなら月明かりがない新月の日！

地図を見る

日中の鏡張りの世界は、雨季の時期に行けば間違いなく見ることができるのですが、満天の星空も楽しみたいと考えるのあれば、どの日程でも良いというわけではありません。星空の綺麗さは月明かりに左右されてしまいますので、満月の日には十分な星空を期待できないでしょう。もし星空を見たいのであれば、月明かりの影響を受けない新月周辺の日を旅程に組み込むことがベストです。

ウユニ塩湖を訪れる上での注意点

地図を見る

ウユニ塩湖は標高3700mもの高所ですので、高山病への対策が必須になります。高山病は重い症状になると自分では対応できないので、軽度であっても決して無理をしてはいけません。高山病に対する予防や症状を抑える医薬品の携帯をおすすめします。

また、雨季は乾季と比べると暖かい時期ではありますが、夜になると日本での冬の装備が必要になる程冷え込むことも珍しくありません。ですので、十分な防寒対策も併せて用意しましょう。体調が悪くなってしまうと十分に楽しめないので、少し荷物が増えたとしても対策は怠らないようにしましょう。