写真:さと しほ
地図を見る長野県にある乗鞍高原温泉のお湯は乳白色のにごり湯が特徴。ここのお湯は乗鞍岳から引き湯しています。源泉は温度が低めなので、冬以外は加温の必要がなく、源泉そのままなんです。
今回ご紹介するのは乗鞍高原温泉にある全9室の小さな旅館「仙山乗鞍」。浴槽やカランが黒ずんでいますが、これは汚れているわけではなく、成分が濃厚な温泉であることの証明です。シルバーのアクセサリーは変色するので要注意です!
写真:さと しほ
地図を見る露天風呂からは、夜になると満天の星空が見えます。浴槽のお湯は40度くらい。少しぬるいと感じる人もいるかもしれませんが、のぼせずに長風呂ができるちょうどいい温度です。1泊の間に何度も何度も入浴すると、自宅に帰ってからも体から温泉成分のにおいがしますよ。無色透明のお湯よりも、色がついているお湯は温泉だってことがわかりやすくていいですね。浴槽には湯の花がたまっていて、いいお湯です。
写真:さと しほ
地図を見るこちらの仙山乗鞍、お値段は2食付で10,000円(2名1室利用時)ほど。高すぎず安すぎずのほどほど価格がうれしいですね。お部屋にはトイレとお風呂はついていませんが、全9室の小さな旅館なので、トイレもお風呂も部屋のすぐ近くにあります。設備の古さは否めませんが、清掃がいきとどいた10畳のお部屋は広々としていて快適です。
写真:さと しほ
地図を見る夕食のメインは霜降りの信州牛。しゃぶしゃぶをゴマだれでいただきます。その場で炭火で焼いてくれる岩魚も皮がパリッとして塩加減がいい感じ。華やかな料理ではありませんが、日本の温泉旅館ってこういうものだよねと思わせる素朴さがいいんです。
写真:さと しほ
地図を見るお風呂からも星空は見えますが、せっかくなので、ちょっと出かけてみましょう。めざすは車で5分ほど走ったところにある一ノ瀬園地。真っ暗なところで見る星空は格別です。星空を見て体が冷えたら、またお風呂に入りましょう。40度の露天風呂に長湯して、体はポカポカ。ぐっすり眠れますよ!
乗鞍のにごり湯、いかがですか?乗鞍岳はマイカー規制中なので、山の上までは自家用車ではのぼれません。駐車場に車を停めて片道50分の道のりをバスでのぼることになります。夏季は日の出の時間にあわせて早朝のご来光バスがでているので、乗鞍高原温泉に宿泊して、バスで乗鞍岳までご来光を見にいくという楽しみ方もおすすめです。
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(2023/12/6更新)
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