埼玉・小江戸「川越まつり」は街中が必見スポット!山車行事を1日かけて楽しむガイド

| 埼玉県

| 旅の専門家がお届けするオリジナル旅行ガイドメディア

埼玉・小江戸「川越まつり」は街中が必見スポット!山車行事を1日かけて楽しむガイド

埼玉・小江戸「川越まつり」は街中が必見スポット!山車行事を1日かけて楽しむガイド

更新日:2017/09/19 09:04

藤谷 愛のプロフィール写真 藤谷 愛 ビンテージ雑貨バイヤー

都心からわずか1時間の距離に、江戸の風情たっぷりの町、川越市があります。この町の代名詞といえば、2016年にユネスコ無形文化遺産に登録され、2017年は10月14、15日に行われる「川越まつり」。360年以上の歴史を持ち、蔵通りを絢爛豪華な山車が練り歩く、国内外の観光客にも多大人気の祭りです。

今回は、1基の製作に1億円以上かかる(!)豪華な山車が繰り広げる行事や、必見スポットをご紹介します!

川越まつり・山車行事の起源を観る「神幸祭」

川越まつり・山車行事の起源を観る「神幸祭」

提供元:川越市

http://www.city.kawagoe.saitama.jp/地図を見る

現在の「川越まつり」と言えば、国指定重要無形民俗文化財になっている山車行事が有名です。元々は、氷川神社の神様が乗る神輿が川越の町を巡った、1651年の「神幸祭」が起源。神様のお渡りは、その後山車行列に発展し、影響を受けたと言われる江戸の天下祭り(神田祭、山王祭)の風情を今に伝えています。

2017年の「神幸祭」は15日の10:15に氷川神社を出発。蔵造りの町並みを巡行する姿は、まさに江戸絵巻を思わせる必見行事です。

市役所前の「山車揃い」で、横並びの豪華な山車を堪能

市役所前の「山車揃い」で、横並びの豪華な山車を堪能

写真:藤谷 愛

地図を見る

15日の11:15〜12:15くらいに、市役所前で山車が横並びになり勇壮な姿を披露する「山車揃い」を観る事ができます。

川越には全部で29基の山車があり、2017年はそのうちの21基の山車が参加予定。それぞれの山車は車輪の付いた台座に舞台が付いており、ここでお囃子が行われます。またお囃子台の後方にはエレベーター構造で山車の頂点に人形が立つ仕掛け。人形の多くは日本書紀の神々や歴史上の人物が取り上げられ、それに関連する幕の刺繍や彫り物の精密さには感嘆するばかりです。

また2017年は、3年がかりで製作された、南通町の納曾利(なそり)の山車のお披露目も行われます。10月13日に川越を訪れる方は、南通町にある川越八幡宮にお立ち寄りを。この新しい山車の組み立て風景も見ることができますよ!

蔵造りの町並みと山車行列のフォトショットはぜひ明るいうちに!

蔵造りの町並みと山車行列のフォトショットはぜひ明るいうちに!

写真:藤谷 愛

地図を見る

夜に行われる祭りのクライマックス「曳っかわせ」が川越まつりの大きなイメージですが、通りは比較的暗いので、蔵造りの町並みと山車をハッキリと観たい場合は明るいうちの見学をお勧めします。

真っ黒な蔵の外壁と絢爛豪華な山車のコントラストは絵になります!

手古舞?お囃子?知るとさらに楽しい祭りのうんちく

手古舞?お囃子?知るとさらに楽しい祭りのうんちく

写真:藤谷 愛

地図を見る

山車行列の前方から続く人の流れにはそれぞれ名前が付いているのですが、列の中には写真のように男装をしている女性たちがいます。これは「手古舞(てこまい)」という人たちですが、昔は女性が祭りに参加することができなかったので、男装をして参加したことが始まりです。「天手古舞」という言葉は、山車行列の前列で舞った彼女たちが語源とも言われています。

また、祭りを彩るお囃子は、山車の上だけではなく、実は町中の通りの各所に組まれた櫓台でも行われています。子供の演者も多く、伝統が受け継がれていく様子を観ることができるのも、このお祭りの楽しみの一つです。

やっぱり祭りのクライマックスは宵の「曳っかわせ」!

やっぱり祭りのクライマックスは宵の「曳っかわせ」!

提供元:川越市

http://www.city.kawagoe.saitama.jp/地図を見る

「曳っかわせ」は各山車が町の交差点などで行き交う時に行う「挨拶」が起源。明治時代以降は山車とお囃子を競い合うようになりましたが、実際に勝ち負けがあるわけではありません。

特に宵の「曳っかわせ」では、曳き手の持つ提灯が天に向けて掲げられ、お囃子と人々の歓声が交じり合い、この祭り一番のクライマックスと言える場面です。
なお、宵の「曳っかわせ」は、土曜が19:00〜21:00、日曜が18:30〜21:00に、札の辻、仲町、連雀町、西武鉄道・本川越駅前など、各交差点で行われます。

2017年はイレギュラー開催なので要注意!

近年、10月の第3土・日で行われていた川越まつりですが、今年は起源に戻って10月14日、15日の開催となっているので、注意が必要です。

この期間中は、日ごろ公開されていない場所や、公開日が限られた場所も特別公開されます。

「氷川神社本殿の彫刻」
江戸後期に製作され、川越まつりの山車人形を題材とした彫刻が、本殿の右側からずらりと彫られています。現在は県の重要文化財に指定されています。

「永島家住宅庭園」
川越市に唯一現存する武家屋敷の庭園。
(毎月第3土曜日にも一般公開されています。)

二ヶ所とも無料で見学ができますので、この機会にぜひお立ち寄りください!

*年によっては非公開の場合や、記事内で紹介したお祭りのスケジュールにも若干の変更が生じる場合もあります。詳細はHPで確認のこと。また、お祭りの際にトライしたい川越グルメや川越の手仕事雑貨店情報を記事下「関連MEMO」にまとめています。参考にどうぞ。

掲載内容は執筆時点のものです。

- PR -

条件を指定して検索

トラベルjp<たびねす>

トップページへ戻る

トラベルjpで一緒に働きませんか? 旅行ガイド編集部では運用サポートスタッフを募集中です!

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ