一度は食べたい“砂漠のバラ”。神戸北野ホテル「水のフレンチ」を堪能

一度は食べたい“砂漠のバラ”。神戸北野ホテル「水のフレンチ」を堪能

更新日:2015/10/23 10:59

森 のこのプロフィール写真 森 のこ おもに1人旅専門の旅行ライター、元編集者
神戸の人気観光スポット・北野にある「神戸北野ホテル」。フランスの三ツ星レストランから受け継いだ「世界一の朝食」が食べられるホテルとしても有名ですが、いざ宿泊となると、なかなかのお値段だし、格式が高くて緊張しそう…と、躊躇してしまう方も多いのでは? 今回は、いきなり宿泊するよりもまずはちょっと気軽に訪れてみたい、という方向けに、泊まらなくても楽しめる神戸北野ホテルのレストランランチをご紹介します。

フランスの三ツ星レストランで修行したシェフが作る「水のフレンチ」

フランスの三ツ星レストランで修行したシェフが作る「水のフレンチ」

写真:森 のこ

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神戸北野ホテルは、フランスの三ツ星レストラン「ラ・コート・ドール(現「ルレ・ベルナール・ロワゾー」)」で修行した山口浩シェフが総支配人・総料理長を務める、日本ではじめての都市型オーベルジュ。ホテル内にはメインダイニングであるフレンチの「アッシュ」、ダイニングカフェの「イグレック」の2つのレストランを構えています。

どちらのお店でもランチを食べられますが、特におすすめなのはアッシュのランチ。その料理の特徴は、フレンチなのに定番のバター・生クリームをほとんど使用せず、素材のうまみを最大限に引き出すよう調理していること。従来のフレンチに比べ、口当たりがとても軽やかで、「水のフレンチ」とも呼ばれています。アッシュではランチからフルコースを提供しており、お昼でも存分に水のフレンチを味わうことができます。

目にも美味しい芸術的な一皿、はじめて行くなら平日がおすすめ!

目にも美味しい芸術的な一皿、はじめて行くなら平日がおすすめ!

写真:森 のこ

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アッシュの料理は、味はもちろんのこと、盛り付けの美しさも見逃せません。たとえば写真の「野菜のコンポジション テリーヌ仕立て」。定番の前菜メニューで、なんと24種もの野菜が使われているそう。野菜の自然のやさしい色味が何色も組み合わさって、芸術的な美しさです。

アッシュはランチから基本的にすべてコース料理となっていますが、平日のみ限定で、メインが選べるリーズナブルなコースも提供しており、前菜、スープ、メイン1種、デザートの4皿で、約4000円程で楽しむことができます。

選べるデザート、イチオシは「砂漠のバラ」

選べるデザート、イチオシは「砂漠のバラ」

写真:森 のこ

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ランチのデザートは数種類のなかから選べますが、定番は写真の一皿。「砂漠のバラ」というメニューです。ごく薄いチョコレートのテュイル(クッキーのようなもの)で、チョコレートのアイスを挟み、まわりにはオレンジのソースが添えられています。美しさもさることながら、チョコの濃厚さをオレンジがさわやかにしてくれて、しっかりボリュームのあるデザートですが最後までおいしく食べられます。ほかのメニューも目移りしちゃうことは間違いなしですが、ぜひまずは定番の「砂漠のバラ」を試してみてくださいね。

人気エリア・北野、観光名所も見逃せない!

神戸北野ホテルへは、新神戸駅あるいは三宮駅から、いずれも徒歩15分ほど。どちらのルートも途中に異人館や生田神社と行った有名観光スポットがあるので、ホテルへ向かう道のりも楽しみの一つです。
観光名所も満喫しつつ、まずは気軽にランチで訪れてみてはいかがでしょうか。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2015/04/20 訪問

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