写真:森 のこ
地図を見る神戸北野ホテルは、フランスの三ツ星レストラン「ラ・コート・ドール(現「ルレ・ベルナール・ロワゾー」)」で修行した山口浩シェフが総支配人・総料理長を務める、日本ではじめての都市型オーベルジュ。ホテル内にはメインダイニングであるフレンチの「アッシュ」、ダイニングカフェの「イグレック」の2つのレストランを構えています。
どちらのお店でもランチを食べられますが、特におすすめなのはアッシュのランチ。その料理の特徴は、フレンチなのに定番のバター・生クリームをほとんど使用せず、素材のうまみを最大限に引き出すよう調理していること。従来のフレンチに比べ、口当たりがとても軽やかで、「水のフレンチ」とも呼ばれています。アッシュではランチからフルコースを提供しており、お昼でも存分に水のフレンチを味わうことができます。
写真:森 のこ
地図を見るアッシュの料理は、味はもちろんのこと、盛り付けの美しさも見逃せません。たとえば写真の「野菜のコンポジション テリーヌ仕立て」。定番の前菜メニューで、なんと24種もの野菜が使われているそう。野菜の自然のやさしい色味が何色も組み合わさって、芸術的な美しさです。
アッシュはランチから基本的にすべてコース料理となっていますが、平日のみ限定で、メインが選べるリーズナブルなコースも提供しており、前菜、スープ、メイン1種、デザートの4皿で、約4000円程で楽しむことができます。
写真:森 のこ
地図を見るランチのデザートは数種類のなかから選べますが、定番は写真の一皿。「砂漠のバラ」というメニューです。ごく薄いチョコレートのテュイル(クッキーのようなもの)で、チョコレートのアイスを挟み、まわりにはオレンジのソースが添えられています。美しさもさることながら、チョコの濃厚さをオレンジがさわやかにしてくれて、しっかりボリュームのあるデザートですが最後までおいしく食べられます。ほかのメニューも目移りしちゃうことは間違いなしですが、ぜひまずは定番の「砂漠のバラ」を試してみてくださいね。
神戸北野ホテルへは、新神戸駅あるいは三宮駅から、いずれも徒歩15分ほど。どちらのルートも途中に異人館や生田神社と行った有名観光スポットがあるので、ホテルへ向かう道のりも楽しみの一つです。
観光名所も満喫しつつ、まずは気軽にランチで訪れてみてはいかがでしょうか。
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この記事を書いたナビゲーター
森 のこ
おいしい食べ物ときれいな景色を求めて、おもに国内を思いつくままに旅しています。気づけば旅した地域は41都道府県(まだ行けていないのは富山・福井・鳥取・徳島・高知・鹿児島の6県です)。数々の旅を通して、…
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(2025/1/18更新)
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