写真:泉 グルン
地図を見る「和風時尚館(フーフォンヴィラ・ファディズムホテル)」は、台北から車や高速バスで約50分の頭城鎮にあるオシャレなプチホテルです。
名前に「和風」と付いていますが、日本風の宿というわけではありません。「そよ風」という意味があり、都会の喧騒から逃れて、やさしいそよ風に包まれたようにリラックスしていただきたいという願いが込められているのです。
客室はホテル棟とヴィラタイプに分かれていて、どれもラグジュアリーで洗練されたデザイン。ヴィラタイプには専用プールまたは露天風呂が付いていて、青空や星空の下でリラックスできますよ。
このホテルが人気のもう一つの理由は、とびきりおいしい料理にあります。シェフは台北の一流フレンチレストランで20年間修行を積んだ腕利きの料理人。地元でとれた新鮮な食材を中華・フレンチ、ときに和風にアレンジしたフュージョン料理の数々は、舌の肥えた台北の食通たちもわざわざ食べに来るほど。
とくに、ライトアップされた庭園の池を眺めながらいただくディナーはとってもロマンチック!ぜひカップルで楽しんでくださいね。
和風時尚館 FADDISM HOTEL
■住所:宜蘭県頭城鎮宜三路一段56号
写真:泉 グルン
地図を見る羅東市の郊外にある「傳藝渡暇會館」(トラディッショナルアートヴィラ)は、モダンで開放感のある客室と大きな池のある広い庭園が特徴です。
全9タイプの客室は「ローズ」や「夕日」「湖畔」など、それぞれテーマにあわせて使われているファブリックや調度品などすべてが異なっています。まるで客室自体がアートのよう。
お部屋のタイプは2人用と4人用のほか2ベッドルームタイプもあるので、ファミリーや小グループにも使いやすくなっています。
また、周囲は民家もまばらで、ビルのような高い建物もないため、どの部屋からも宜蘭県の広大な緑の大地を見渡せます。
宿泊料金には朝食ブッフェが含まれていますが、おいしくて品数も多いと大評判。自家養殖しているロブスターのグリルや、キノコ、卵、野菜など10種類以上ものおかずが食べ放題!胃に優しいカボチャのお粥もおいしいですよ。
近くには国立伝統芸術センターや冬山河親水公園などもあるので、観光にも便利。
傳藝渡暇會館 Traditional Art Villa
■住所:宜蘭県五結郷大眾路33-59号
写真:泉 グルン
地図を見る羅東夜市から車で約10分のところにある「Puzzle」(パズル)は、20代の兄妹が経営するカジュアルなB&B(ベッド&ブレックファスト)。
リビングや客室には、宜蘭県出身の人気イラストレーターであり絵本作家のジミー・リャオの作品が飾られています。インテリアやカラーも作品と合わせた雰囲気でまとめられていて、とってもキュート!ジミーの絵本の主人公になった気分を味わえそうです。
全室無料でブロードバンドが使え、42インチの薄型TVのほかアメニティもホテル並みの充実度。オプションでBBQをすることもできます。オーナーファミリーは皆とてもフレンドリーなので、初対面でも緊張することなく楽しく過ごせますよ。
1階のダイニングでいただく朝食は、洋食が中心のコンチネンタルブレックファスト。淹れたてのコーヒーと美人オーナーの笑顔で始まる1日は、最高の旅日和になりますね。
拼圖民宿Puzzle
■住所:宜蘭県五結郷親河路二段291巷52弄21号
台湾の宿の料金は部屋単位で表記されています。2人部屋なら2人分、4人部屋なら4人分の料金ですが、1人で泊まっても基本的に同じ値段。
また、2人部屋でもダブルサイズまたはクイーンサイズのベッドが1つという場合が多いので、もし別々のベッドにしたい場合はエキストラベッドを頼むと良いかもしれません。
多くの宿は日本の旅館同様、料金に朝食が含まれています。もちろん、ここで取り上げた3軒の宿もすべて朝食込み。とくに宜蘭県はお米や野菜、魚介類がおいしいので期待できますよ。
宜蘭県は台北から高速バスだと渋滞がなければ1時間前後でアクセスでき、しかもバスの本数も多いので、こっちに宿をとって日帰りで台北に遊びにいくのもオススメ。交通費を払っても台北よりリーズナブルに滞在できます。これぞ、旅の裏ワザですね。
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この記事を書いたナビゲーター
泉 グルン
学生時代はバックパッカーとしてアジアを放浪。そのときに出逢った人々、街の匂いや色、味が忘れられず、トラベルライターに。現在は旅行ガイドブック、旅雑誌、旅パンフなどの取材&執筆を中心にお仕事しています。…
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