「フォレストイン益子」でリフレッシュ!森と天体観測施設で大自然と戯れる!

「フォレストイン益子」でリフレッシュ!森と天体観測施設で大自然と戯れる!

更新日:2015/10/27 10:59

フルリーナ YOCのプロフィール写真 フルリーナ YOC 絶景・感動探究家、旅する音楽講師
栃木県益子町は「益子焼」で有名な陶の町。しかし益子は焼き物のみならず、里山の自然、果樹園、美味しいカフェ等々見どころの多い町です。そして益子には魅力ある公共の宿「フォレストイン 益子」があります。美しい益子の森の中、斬新なセンスが光る建物は日本を代表する建築家・内藤廣氏の設計。またここには、世界に一つの天体望遠鏡の名器・PENTAX250屈折赤道儀が!満天の星空の下、宇宙に思いを馳せてみませんか?

「フォレストイン益子」は県立自然公園『益子の森』の中に!

「フォレストイン益子」は県立自然公園『益子の森』の中に!

写真:フルリーナ YOC

地図を見る

栃木県益子町の県立自然公園『益子の森』は、面積約31ヘクタールの丘陵地の里山林で、アカマツやコナラ、クリ、ヤマザクラなどでおおわれています。公園内には樹木やバードウォッチングを楽しめる約4kmの散策路、芝生広場、吊り橋、展望塔があります。

その『益子の森』の入り口に、すてきな公共の宿「フォレストイン 益子」があります。いわさきちひろ美術館などを手掛けた内藤廣氏のデザインは、斬新でありありながら、森の木々や青空と見事にマッチしています。建物の伸びやかな曲線が、訪れる人の心を自然の中に解き放ってくれるようです。

「フォレストイン 益子」は、益子町が3億5千万円をかけて作った総合施設『フォレスト益子』内に中にあり、NPO法人『ましこイーまちネット』が運営。このNPO法人は住民が主体となり、益子町の自然・歴史・文化・産業を活かした諸事業を行い、真に豊かなまちづくりを目指してして活動しています。総合施設には休憩室(宿泊受付)・展示室・研修室などがあり、陶芸体験や演奏会なども行われています。

「フォレストイン 益子」で過ごすスローな美時間。

「フォレストイン 益子」で過ごすスローな美時間。

写真:フルリーナ YOC

地図を見る

「フォレストイン 益子」は、何といっても自然に囲まれた環境が素晴らしい!自然公園内に建っているので、新鮮な空気と里山の自然を思う存分味わえます。ことに春には桜の花が咲き誇り、人気のお花見スポットとなります。桜が終わると新緑の美しい季節、爽やかな夏、秋の紅葉、星空が美しい冬・・・と、四季折々、自然の美しさを満喫できます。

宿泊施設は、コテージタイプ。受付をして鍵を受け取り、精算をすませたら、あとはチェックアウトの時に鍵を返すだけ。誰に気兼ねをすることなく、のんびりとスローな時間を楽しめます。周りが自然公園なのでお子さん連れにも、カップルにも最適な環境です。

公共の宿だけど素敵!そしてお安い!

公共の宿だけど素敵!そしてお安い!

写真:フルリーナ YOC

地図を見る

公共の宿は安いけれど、なんとなく雰囲気が今ひとつ・・・。と思われる方も多いのでは・・と思います。しかし「フォレストイン 益子」は、さすが内藤氏の設計!とても素敵です。

部屋はロフトなしのレギュラーツインと、ロフト付きのデラックスツインがあります。ロフトなしは1〜3名(3人目はエキストラベッド)、ロフト付きは1〜5名まで宿泊可能です。宿泊代はレギュラーツインが5400円、デラックスツインが6480円。エキストラベッドやロフト使用時は更にお安くなります。この値段で泊まれてしまうのは大きな魅力ですよね!

世界で唯一の天体望遠鏡・PENTAX250屈折赤道儀!ふたご座流星群特別観望会も!

世界で唯一の天体望遠鏡・PENTAX250屈折赤道儀!ふたご座流星群特別観望会も!

写真:フルリーナ YOC

地図を見る

「フォレストイン 益子」には、『益子町天体観測施設』があります。そしてここにある天体望遠鏡が必見なのです!屈折赤道儀としては、北関東一の大きさを誇るこの天体望遠鏡は愛称<スペース250>!様々な天体現象を天体観測指導員の解説をまじえながら観望することができます。

実はこの<スペース250>は、天体望遠鏡ファンがわざわざ遠方から見に来る名器!PENTAXの技術を駆使して作り上げた、世界屈指の大口径250mmの屈折赤道儀です。シャープネス・集光力・分解能・コントラストなど、屈折望遠鏡の持つ魅力を余すことなく凝縮したこの名器は、屈折天体望遠鏡の最高峰と言われています。しかし、その第1号を生産した後、なんとPENTAXは合併・経営統合の後、天体望遠鏡の生産・販売を終了。この名器はたった一台生産され、初めてで最後の世界唯一の孤高の名器となったのです。

<スペース250>は予約をすれば個人でも5名から見学可能ですが、『益子町天体観測施設』主催の観望会がオススメ!2015年の秋以降は「秋のましこ天文台特別観望会」「しし座流星群直前特別観望会」「満月直前特別観望会」「ふたご座流星群特別観望会」「クリスマス特別観望会」などがあります。専門家の案内付きで400円というお値段も嬉しい限り!自然公園内なので暗さも十分で、天体観測にはもってこいの環境です。2015年は<ふたご座流星群>の観測条件が、ここ数年で最高の条件が揃う年!「フォレストイン益子」で流星群を見上げる夜、<スペース250>で宇宙の不思議に酔いしれる夜、きっと忘れえぬ時となるでしょう。

詳しい日時や、利用時間・休館日などはMEMOに入れておきます。

併設レストラン・創作料理「暁」は函館直送の魚介類が美味しい!

併設レストラン・創作料理「暁」は函館直送の魚介類が美味しい!

写真:フルリーナ YOC

地図を見る

「フォレストイン 益子」は素泊まりのコテージ。でも、夕食も朝食も心配ありません。もちろん町のレストランやカフェに出かけるのもいいですが、併設のレストラン「暁」がオススメです!

「暁」は、函館直送の新鮮な魚介類が魅力の創作料理のお店。生〆地魚と地物の野菜を使った料理は、グルメサイトの口コミなどでも好評です。また、ワイン・地酒・焼酎の品揃えも充実し、時間も17時半から23時まで営業しています(食事のラストオーダーは21時半まで)。自然を満喫しながら、美味しいお酒と新鮮な函館の味を楽しみながら過ごすスローな夜。満天の星空を眺めながらのお酒と肴・・・最高です。

最後に

いかがでしたか?益子というと陶の町・陶器市!というイメージですが、実はこんなに素敵な自然と、星空ウオッチング&天体観測スポットでもあるのです。ぜひ陶器巡りで終わらずに、隠れた益子の魅力も味わってみてくださいね。

もちろん、益子は陶やアートのギャラリーも素晴らしい場所がたくさん!また春と秋の陶器市はアーティストのテントが立ち並び、美味しいものもたくさん!最高にエキサイティングな市です!2015年「益子 秋の陶器市」の開催期間は、10月31日(土)〜11月4日(水)となっています。それでは、皆さんいい旅を!そしてお天気に恵まれますように!

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/10/18−2015/10/19 訪問

条件を指定して検索

- PR -

新幹線特集
この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -